まずは理解してあげる
質問の意味がわからない、答えようとすることを
うまく頭の中で整理できないなど
いくつかの理由が考えられます。
聞く力と話す力を身につけさせてあげましょう。
質問に答えられないパターン
- 先生の質問をよく聞いていない
- 話そうとすることがうまくまとめられない
- 先生の話は聞いていたが内容を理解できない
- 引っ込み思案で人前で発言ができない
なぜそのようになるのか
- 長い質問を覚えていられない
- 吃音や適度の緊張感がある
- 言葉で表現することが苦手
その場での対処方
- 質問を短い言葉で言い直してあげる
- 選択肢から答えを選ばせる
- 代弁してあげる
対応する時の注意点
- 聞いていないのが悪い と責めない
- 罰を与えない
- はっきり言ってごらんなど強要しない
先生ができること
- 少人数の前で発言させてあげる
- スピーチの練習をさせてあげる
保護者ができること
- 家族で会話を楽しむ機会をもつ
- 感じたこと、思った事を自由に話しあう
まとめ
質問されたときに支離滅裂なことを言う子や、黙り込んでしまう子達がいます。
質問に答えるには、聞いて理解する力
自分の言いたいことを順序立て表現するために
頭の中を整理する力が必要です。
また聞けないのか、話せないのか、うまく答えられない理由を
見極めてあげる事が重要です。
聞けない子達には質問の仕方を変えてみたり、
答えられない子には練習してあげる必要があります。
その際に、萎縮してしまうので決してしかったりせず
持ち上げてあげてください。
ひとつひとつゆっくりできるようになればいいのです。