まずは理解してあげる
授業中じっとしていられないだけでなく、教室を飛び出してしまう子供もいます。静止するよりも、一定のルールのもとで許可するほうが効果的な場合もあります。
- 課題が終わると出ていく
- 気になる事があると出ていく
- 嫌なことを言われて怒って出ていく
なぜそのようになるのか?
- やるべきことがわからない
- 独特の衝動性がある
- ほかの事に気をとられてしまう
その場での対処方
- 教室を出る事を許す
- 先生との待ち合わせ場所を決める
許可を求めさせる、行き先を告げさせる、戻ってくる時間を告げさせる
対応する時の注意点
- 力づくで押さえつけない
- 教室を出ることを黙認しない
- クラスをほおって子供を追いかけない
先生ができる事
- 外からの刺激が届きにくい席へ
- 教室にいられるための支援を
- 手持ちぶたさにしない
保護者ができる事
- 外出する際は行き先を告げさせる
- 帰宅時間を決めておく
まとめ
発達障がいの子供達は衝動をコントロールすることが苦手です。
本人なりの理由があります。飽き、気になる事がある。。など。
思い通りにならない事があると感情が高ぶってしまうのです。
教室から出ようとするのを無理に止めようとすると
感情がさらに高ぶりますます教室を飛び出してしまうでしょう。
出ていきたくなった理由を聞く事が大事なのです。
なので、無理に引き止めず許容範囲内での離室を許してみましょう。
先生も保護者もうまくコントロール、指導してあげる事が
大事なのです。