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「自分が予想できないような未来になっていたらいいな」橋本環奈

橋本 環奈は日本の女優。福岡県出身。ディスカバリー・ネクスト所属。 生年月日: 1999年2月3日

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役者だけじゃなくて、いろんなことをやれる方って器用だし、すごいなと思いますが、私はひとつのことに熱中して向き合う時期なのかなと思っています。

自分で強みだなって思うことは、ひとつもないです。でも、だれしもができる経験ではなかったと思うので、それを楽しめた感覚はありますね。

東京でお仕事をして、飛行機通学みたいな感じだったので、今思うとめちゃめちゃ大変だったなと思います。でも、その学生生活を経験しなかったら得られなかったものがたくさんあったので、今思うとすごく大事な時間だったなと思います。

いまも、普通の感覚はすごく大事にしているんです。この業界しか知らない、生きていけない人にはなりたくない。もちろん人として成長はしていきたいんですけど、普通の感覚は失くしたくなくて。そういった部分を二面性として持っているっていうのは、強みになるかもしれないですね。

いままで蓄積してきたものを、手ばなしたくない、でも成長はしていきたいので、変わらない部分を持ちつつ、経験を積み重ねていけたらいいなと思っています。

どんな現場でも、自分自身も楽しめるように心がけています。

出会おうと思ったら、頑張れば誰とでも出会えるかもしれませんよ。だって同じ地球に生きてるんですから。会いたい人がいるなら出会えるように頑張ろうって思います。

撮影のときは大変でも、終わってみたら大変な思い出のほうが意外に楽しかったりするじゃないですか。ゲームでも、クリアできるまで何度もチャレンジするのが楽しいというか。あっさりできてしまうとつまらないので、一つひとつの仕事にどこまでこだわれるかを考えるようにしています。

自分が予想できないような未来になっていたらいいな、と思います。みなさんの期待をいい意味で裏切っていきたいです。

子どもの頃は20歳ってすごく大人だと思っていたんですけど、今実際になってみると自分は完全に大人かというともちろん違う。だからこそ自覚は持ちたいなと思います。仕事もそうだしプライベートでも責任を持ちたい。そういう実感がないからこそ、「大人になったな」と思ってしっかりしていきたいと思います。

どんな役でも挑戦したいと思います。20歳になっても10代の役はやりたいし、高校生の役もやりたい。でも20代になってからしかできないような大人の役もやりたいです。変わったぶっ飛んだ役もやりたいし、悪女的な役もやってみたいし、来るもの拒まず。いろんな役に挑戦していけたらなと思います

すべてに関して常にいい緊張感を持って臨むことができればいいなと思っているんです。緊張感と共存しているような感じで、逆に緊張していない自分がいると危ないと思うことがあるぐらいで。ある程度の緊張感がないといいものも生み出せないと思いますし、ちょっとドキドキしているぐらいが1番よかったりもするんです。

やりたいと思ったことが上手く出来ない悔しさが原動力となって、より頑張れる

私は笑いが好きではあるのですが、笑いを作るという面では自分に力があるとは思っていません。だからこそ自分のなかで上限を決めないことが大事だと思っているんです。一つひとつのことをやり切ることを念頭に置いて、さらにそれを超えるべくやり切ることで、自分のなかでの幅も広がるのかなと。

自分らしさって、自分ではわからないものだと思うんです。ちょっと矛盾してしまうかもしれないのですが、演じるときに何か特別なことを持ってきて自分に被せていくというよりは、共通点を見つけていったり、溶け込ませていったりするほうが近いかもしれません。

過去に壁にぶち当たることは多くありました。でも、そこで悩んで立ち止まることはなかったですね。自分が好きだと思うなら、続けたいと思うのならそれはやるべきこと。どんなに辛くても、挑むべきなんです。なので、極端に言えば落ち込むことは全然なかったんですよ。それよりも、どんなことも“やるかやらないかの二択”だと思っていて。やると決めたなら、最後までやるのが私のポリシーなんです。

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