Asreet 名言

「泥水を吸って綺麗な花を咲かせる」ケイトロータス

生年月日
1998年3月16日
身長
164cm 不屈の睡蓮。日本の総合格闘家

名言

やるからには勝つことしか考えていません。しっかり勝って、自分が世代交代して、女子格闘技盛り上げていきたいと思います

憧れのRENA選手と戦えることに感謝しています

“ケイト”というのは本名が“恵音”だからです。そのままだとリングネームとして寂しいということで、デビューするときに所属ジムの代表が何かつけたほうがいいんじゃないかと提案してくれたんですね。私は肩に家族への思いを込めて蓮(ロータス)のタトゥーしているので、そこからケイト・ロータスとリングネームをとりました。

周りからはよく『苦労もなく、チヤホヤ甘やかされた感じ』とか言われるけど、自分では泥臭く、もがき続けるタイプだと考えていまして。それはファイトスタイルも同じかな。もともと不器用な人間なので、がむしゃらに前へ進んでいくしかないんです

地元の友達とかは『すごいね。格闘家になったんだ』とか連絡をくれたんですけど、ネットでは容姿についてディスってくる人も結構いました。美人とか可愛いって言われる事もありますが、結局は個人の主観じゃないですか。見た目だけで中身の空っぽな人物像にされたこともたくさんあります。

あとは実力以上に騒がれたことで、お母さんやお兄ちゃんからは『勘違いするなよ』って警告されました。たしかに今思えば、調子に乗っていたところがあったんでしょうね。自分では真剣に練習しているつもりだったけど、たとえば夜練だけじゃなくて朝練もできたんじゃないかという気もするし

実際に肌を合わせながらK-Clannメンバーの強さを知って、愕然としました。『本当に自分は強くなろうとしていたのか?』『今までやっていた練習は何だったのか?』とか、そこまで思い詰めましたね。稽古が終わってからすぐにKING GYM KOBEの代表に連絡し、『しばらく東京で頑張りたい』と相談したくらいです

今は星花さんのことを大尊敬しているし、セコンドにもついてもらって頭が上がらない存在ですけど、その頃は側にいるだけで緊張しました(笑)。星花さんは性格もいいから、非の打ち所がないんですよね。何ひとつとして私は勝てるものがなかった。自分で望んで来たK-Clannですが、最初の半年くらいは毎日泣いていましたよ。

お母さんにも泣きながら電話して、『周りからはルックスだけだって言われるし、ジムの人のレベルに追いつかない。つらいことしかない』って泣いていました。そうしたら返された言葉が、『楽して生きてきたのは誰ですか? アナタは既にそんなに強かったの(笑)?』ってこと。たしかに私が遊び惚けている間も、星花さんは柔道とレスリングにひたすら打ち込んでいたわけで。それを指摘されたら、ぐうの音も出ないですよね。比べること自体が失礼に値すると言いますか。

なにかそこで吹っ切れたんですよ。星花さんと比べられることもそうですけど、アンチも気にならなくなりました。自分は自分だし、結局は自分のやるべきことを粛々とやっていくしかない。メンタルが決定的に強くなりました

やっぱり格闘技で大事なのは精神力だと思うんですよね。たとえばRIZINに出ている本当のトップ選手なんて、技術的にはほとんど差がないと思うんです。どこで差が出るかといえば、自分のやらなくてはいけないことを実際に試合できるかどうか。そのへんはメンタルの領域に関わってきますから。そこで精神的にブレないのが星花さん。だから強いんです。

私自身はDEEP JEWELSで勝ったり負けたりの成績ですけど、やられるのはいつもレスラーや柔術の選手。『タックルに来られたら、どうしよう?』と不安な気持ちの中で試合していたら、成績的にも伸び悩んでしまった。だから自分の武器である打撃を磨いて、もっと自分自身を信頼できるようになりたいです

恋愛も結婚も今は後回し。今は自分のやりたいことが明確に存在しているわけです。それはとにかく格闘技で強くなること。それ以外のことはどうでもいいですね

階級をひとつ下げてもそこまでしんどい減量というような減量をしていないので、前日ちょっと水を抜いたくらいで普通に食べていました。ストロー級でもしんどくはないです

絶対に進化しています。正直、自信あります

練習をやればやるほど、不安はなくなってリラックスして臨むことができました。

会長からは「気持ちが強すぎて見た目と反して男っぽい」と言われます

空手、柔道の格闘技歴があり、どれだけしんどい練習でも最後までやり抜いたら結果が必ず付いてきたので、私は泥水を吸って綺麗な花を咲かせている蓮と似ているな、と思って好きになりました。

私は“こうなりたい”と思っていることに対して、同じ熱量で会長は指導してくださるので、それを拒否するということは凄く失礼なことなので。人間としても、それはちゃうやろ!と思ってしまうので、言われたことに対しては100%や120%で返してきました。

空手や柔道をやってきて勝負事が好きで、大舞台で多くの人に注目されて見てもらうことも好きなんです。

今後はもっと詰めた練習して、もっと強くなるので、もっと期待していてほしいです。

前までは「有名になりたい」なんて考えてなかったんですけど、最近は引退後のこともぼんやり考えるようになって。なんかこう、格闘技以外に自分に自信が持てるものがほしいと思って、じつは芸能事務所に入ったんですよね。

芸能のお仕事も何かできればなあと思うから「有名になりたい」という気持ちは今はあります。ただ、完全に格闘技という土台があってこそなんですけどね。まあ、SNSのフォロワー数を増やしてて損することはないやろうと思うし。だから、はじめから「芸能人になりたい」とかではないです。

「美人ファイター」なんて言ってもらってますけど、普通に格闘技を抜いたらどこにでもおるような顔やし。格闘技があるからそうやって注目されてますけど、格闘技がなかったら普通の人なんでね。だからこそ、この前のKOはうれしかったんですよ。少しは「ケイトやるやん」と思ってもらえるようになったかなって

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