成田 凌は、日本の俳優、ファッションモデル。埼玉県出身。ソニー・ミュージックアーティスツ所属。生年月日: 1993年11月22日
名言
キャリア関係なくそれぞれの良さがあって、個人のスタイルもどんどん構築されていっていると思うので、僕ら世代の役者達でこの先面白いことができたらいいなと。仲良しこよしをするつもりもないし、蹴落としたいという気持ちもないので、おじいちゃんになるまでみんなが役者を続けていられたらいいなと思っています。
いつかTBS日曜劇場のドラマで大人数を前に演説というか熱弁するシーンをやってみたいです。池井戸潤先生の作品に登場するような、地に足の着いた正義の味方を演じられたらなと。そのためには説得力を持たせられるような役者になってないといけないので、そこを目指して頑張りたいと思います。
オーディションに向かう最中は「俺しかいない」と心の中で信じて、「作品のためだったらなんでもします!」という気持ちを伝えました。
オーディションでは、自分を見せることも大切ですが、僕はいつも「一緒に仕事をする方たちと会話をしにいく」という気持ちで話をするようにしています。一緒に仕事をしたいかどうかを判断される場なのかなと思っています。
先輩方と話すたびに、僕も作品をつくって終わりではなく、みなさんのもとに届けるまできちんとやらないといけないなと感じています。観てくださる方と顔を合わせて「ありがとうございます」と言いたいです。
第一線の人は、みんなもっと昔から活躍していますから。もっと頑張らないと。
もっと自分ができることを探して、人のためになにができるのかを考えたいです。
人って、そんなに変わらないと思うんですよ。10代だろうと、50代だろうと、ざっくりで言ったらあまり変わらない。そこにどんな経験をしたか、これをしたかしないか、ケガをしたかしないか…変化は、そういう部分だと思うんです。
役者は求められて初めて成立する仕事なので、自分のスタイルなんてものはどうでもいいかなと。
演技に対する欲というよりも、いろんな仕事をやっていくうちに責任感が生まれたのかもしれません。なので、演技レッスンも、「やりたい」というより「やらなきゃ」という感じ。頑張ってみたいと思います。
俳優のお仕事の醍醐味は正直、まだよくわかりません。やっぱりお芝居は難しいんですよ。正解がないので、台詞の言い方にもいろいろなパターンを準備して現場に臨むんですけれど、それが合っているのかどうかわからない。監督からOKが出ても、もっといい演技があったかもしれないと思ってしまう。難しいぶん、やり甲斐はあります。すごくフィットしている、と感じる瞬間があるんですよ。撮影現場にどんどんグルーヴが生まれて役者同士、アドリブにも余裕で対応できる“無双”状態のようになることが。あの何とも言えない喜びはもっと味わいたいなと思います。
仕事をする上で大切にしていることは、過信することですかね。自分はイケている、と心のどこかで思っていないと人前には立てませんから。自信がなければ目立てないし、目立てなければ上に行けない。そういう意味で、ある程度の過信が大事だと思います。それと、大切にするべき人をちゃんと大切にすることかな。地元の友人を泣かせるために芝居をしているところはあります
落ち込むようなこともありますけれど、落ち込んだままでは次に進めません。凹んでいるときに反省してもマイナス方向にしか行かないから、そんな日は考えずに寝ることにしています。夢を売る仕事なのに、マイナスな状態の姿は見せられないじゃないですか。凹む時間は極力、少なくするようにしていますね。こう見えて、実はいろいろと気にするほうなんですよ。心の中ではいつも「大丈夫かな…」と思っている、でもそんな気苦労もまた演技のベースになると信じています。この仕事が自分の天職だと。それもまた一種の過信ですよね。
どんな作品といつ出会えるかわからないし、どんな人といつ出会えるかもわからない。素晴らしい監督や共演者に巡り会うと価値観がガラリと変わってしまうことがあるので、先のことは本当にわからない。不安でもあるけれど楽しみでもあります。今やるべきことは、将来やりたいことができたときにスムーズにできるような環境を作っておくことだと思っています。やりたいことができる人生は、超楽しいじゃないですか
いろいろと面倒くさいこともありながら、結果的には超楽しいと思える人生を送りたいですね。