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言葉と人生 瑛太(永山瑛太)

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永山 瑛太は、日本の俳優。本名、同じ。旧芸名はEITA、瑛太。 新潟県生まれ、東京都板橋区出身。パパドゥ所属。妻は歌手の木村カエラ。実兄は俳優の永山竜弥、実弟は俳優の永山絢斗。 生年月日: 1982年12月13日

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20代の頃は「自分はどうせダメだし」という自虐的な考えを持っていましたけど、それが減ってきましたね。取材のインタビューでも「ダメだけど、やる気はある」みたいなことをよく言っていましたけど、そういうマイナスな部分は外に発信せずに、自分の内側で考えるようになりました。

マイナスを外に出すことで少し放棄していた部分ときちんと向き合うようになった

小さな頃、親から散々言われてきたことが改めて大事なんだなと思えるようになりました。人に感謝をするとか、優しくあるとか、責任感を持つとか。当たり前のことが大人になって仕事をするうえで何よりも必要であるし、大切であると感じます。

僕がどうやって爪痕を残すことができるのか。それを一番に考えていました。

自分が意図したことは自分で伝えないといけないんですよ。具体的に示さないと伝わらないことって多々あります。それは仕事でも家族でも友人でも。年齢を重ねるごとに忘れがちになるからこそ、気を付けないといけない。

この間、僕の目の前で知らない子どもが大人にとても理不尽な怒られ方をしていて、とっさに止めたんですよ。でも、僕はそのとき「正義感」で動いたわけではないんですよ。目の前で起こった出来事にとっさで動いてしまったというのが本音で。でも周りからみたらそれは正義だと思うかもしれない。だから、正義って本人が動いている衝動としては正義だと思っていないんでしょうね。本人は怒りや悲しみで動いているのかもしれないし。正義って自分が思うものではなくて、客観的に周りが思うものなのかもしれません。だから、映画やテレビで正義のヒーローを観たいんでしょうね。

役者の仕事であれば台本を読んで撮影前に考えたことを現場ですべて忘れるぐらい、まっさらな気持ちで向き合います。

役者は共演者とセッションをするわけですから、相手のアプローチが自分の想像を超えてきたときに対応できる柔軟性を大切にしたいと思っています。

現場に入ったら皮膚感覚で自分は何を感じているのだろうか、とか、違和感を覚えたら何が原因なのかを敏感に気が付くことも重要ですね。あとは仕事を仕事にしすぎないこと。

仕事をあまりにもビジネスライクに考えないこと。仕事って人と人との結びつきでできているものです。だから「仕事」と割り切るのではなくて、周りの人に感謝する気持ちを持って動くことでもっとよい働き方ができるはず。仕事の“内容”のことばかり追って、周りの人の気持ちを考えないような仕事の仕方はしないようにしています。

どんな職業でも仕事とは「何かを人に与えるもの」だと思うんです。だから、仕事をすることはどんな内容でもムダなことはない。そう僕は考えています。

俳優は続けたいですが、俳優はいつ仕事がなくなるかわからないので、これを当たり前と思わずに一つずつ大切に携わっていきたいと思っています。

僕に求められているものが何かあるとすれば、そこは自分でも大事にしていきたいですし、だからこそ、それ以上のところに到達して…やらせてもらうからには「何か爪痕を残したい」という思いでやっていました。

自分が出演する作品には自信を持っていますからね。ひとりでも多くの人に観てほしいと思っています。僕らが直接、街に出て「観てください」って叫んでもいいんですよ。でも、メディアのみなさんの力を借りて作品を広げていただいた方がより多くの人に届く。だったら「何でもやりますよ」と。

正直、心身ともに好調とはいえ落ちる時もあれば気分が滅入る時もあるんです。でも「もうがんばんなくていいんだよ」と、ささやく自分もいて。“がんばんない”というのは、自分のペースで好きに仕事をして、楽しめばいいという意味で。それでも、ついついがんばっちゃう。

同世代の俳優も若い俳優もチャレンジングだし、ボーダレスになっているじゃないですか? ひとりの俳優を観に来るではなく、だんだんと作品を観にくるお客さんも増えている。そういうなかで僕も、常に概念を弾き飛ばしたい、イメージを超えたいと思っているし、いろいろなことにチャレンジしていける俳優でありたいと思っていて…何か求められるものがあるのなら“そこ”なんじゃないかなと。

ほど良く負荷をかけながら、いい出会いを続けて、いろいろなことにチャレンジしていければいいと思っています。あとは…苦しみを楽しみに変えること。(趣味である)写真じゃないですけど、発見を繰り返しながら新しい景色が見られれば。

人生としては仕事以外にも人として大事なこともあると思っていて、忙しすぎて心の余裕がなくなってしまったこともあったので、やさしさや道徳観を失わないようにいたいです。あいさつや行儀など健全な価値観をきちんと持っている人でありたいですね

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