「“自己肯定感”をテーマにずっと活動してきた」詩羽 | 言葉と人生

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「“自己肯定感”をテーマにずっと活動してきた」詩羽

詩羽は日本のアーティスト、ファッションモデル、歌手であり、音楽ユニット・水曜日のカンパネラのボーカルメンバーである。本名同じ。身長152㎝。

名言

子どもの頃は内気でした。私は末っ子なんですけど、お姉ちゃんに頼りっきりの甘えん坊で、自分から前に出るタイプではなかったですね。ただ、それと同時に負けず嫌いでした。内気だけど、家族や本当に仲の良い友達とゲームをやったりすると、勝つまでやめなかったり、負けたら悔しくて泣いちゃったり

特にこだわりもなく、みんなと同じような洋服を着ていたんですけど、何だかすごく窮屈に感じてきたんです。学校生活の中で誰かの決めた“普通”や校則に縛られて、色々な壁にぶつかって、すごく生きづらくなってしまって。これはどうにかしないといけない、どうやったらもっと楽しく生きていけるだろうかと考えた結果、自分の格好を変えてみよう、好きな格好をしてみようと思いました。見た目を変えるのってすごく簡単なことだから、とりあえず色々な服装や髪型、メイクを試してみようと。

小さい頃から運動や勉強は得意ではないんですけど、絵や歌は好きな分野で、賞をもらったりもしました。

私はあまり集団生活とかが得意ではなくて、高校生のときがピークでした。

行き詰まってたときは自分のことが嫌いで、自己肯定感がすごく低かったんです。でも、外見を変えて、自分のなりたい姿、好きな姿に近づいていくと、どんどん自分のことを好きになれた。今でも、昨日より今日の方が可愛くなれるようにって思ってるし、実際にどんどん自己肯定感は更新されています。自分のことを好きな感情、自己肯定感って限界がなくて、どこまでも上げることができるなって思うんです。

自分の好きな格好を否定的に捉えられても「これの良さがわからないのか。残念だな。センスないな」って思うようにしてます

私は80〜90年代のファッションを中心にしたカルチャーが好きで。服飾の友だちやクリエイターと組んで、90年代のファッションに視点を当てたプロジェクトを立ち上げました。自分たちで色々なことを調べて学びつつ、発信も行っています。よく言われていることだと思うんですけど、ファッションや音楽では過去に流行ったものが何年後、何十年後にもう一回トレンドになったり、何周も回ったりしますよね。昔の服や音楽をダサいって言う人もいますけど、過去があって今があるというか。調べたり実際に身に付けると、それぞれの魅力がわかる。結局時代が違うだけで、全部いいなって思うんです。

“普通”が変わっていくこと自体がすごくおもしろいですよね。

元々バンドをずっと続けていこうとか、デビューしようとか、そういう気持ちはなくて。卒業して以降は特に音楽活動もしていなかったんですけど、コロナ禍の自粛期間に家にあるアコースティック・ギターを弾いてたりして、改めて音楽って大事だなって感じました。生活を豊かにするものっていう感じで。なので、これからも音楽は私の生活のなかになくてはならないものとして接していくと思います。

私ひとりで頑張るっていうよりも、同世代のクリエイターやアーティストを巻き込みたいですし、そういう姿を同世代の子たちに見てほしいという思いはあります。

フリーランスの活動を続けていたら、例えばそのままモデルをやるにしても、俳優をやるにしても、音楽をやるにしても、自分らしいビジュアルのままで活動が続けられることって少ないと思うんです。就職したとしても、刈り上げがダメとかピアスがダメとか、いつかそういう環境に行くことになってしまうのかなとも思っていて。今みたいに本当に何も変わらずに自分のまま進んでいけるとは想像してなかったので、それが一番嬉しいです

“自己肯定感”をテーマにずっと活動してきた

ファッションは自分のアイデンティティを出しやすい表現だと思っているので、『流行ってるからこれ着よう』とか、周りの目を気にすることなく自分の着たいものを着るようにしています

私は、「正解」と「間違い」の違いっていうのは、意外と曖昧なものだと思っているんですけど、それをはっきり区別してしまって、「間違っちゃいけない」って思う人が多いような気がするんですよね。だからこそ、挑戦するよりも、立ち止まって考える人が多いというか。

曖昧なものは曖昧なもので、絶対に必要なものだとは思っているんですけど、それ以上に大事なのは、自分が自分のことを好きでいられることじゃないですか。そうじゃないと、人生成り立たないと思うんですよね。

私は、「時間って限られているな」っていうのを、すごい思っているんですよね。なので、止まっている時間のなかでも、何ができるか考えてしまう

私が過去にそうだったように、生きづらさを感じている人って、めちゃめちゃ世に溢れているじゃないですか。そういう人たちのために、自分ができることって何だろうって考えた結果、SNSで「私はこうやってるよ」とか「あなたはそれで合ってるよ」とか、自分が思っていることや、自分が正解だと思っていることを発信することなんじゃないかと思ったんです。それからフリーランスでモデルの活動を始めて、Instagramで発信することを始めました。

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