Asreet 名言

「バスケットボールにはそれ以上の意味がなければなりません。僕は人々の人生を変えたい。」ジョエル・エンビード

ジョエル・ハンス・エンビードは、カメルーンの中央州ヤウンデ出身のプロバスケットボール選手。NBAのフィラデルフィア・76ersに所属している。ポジションはセンター。愛称「The Process」生年月日 1994年3月16日

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うぬぼれに聞こえないといいんだけれど、最初からけっこう簡単だったんだ。年月を経てよくなってきたのは、目の前に何があっても、誰からどう思われようと、支配してやるというメンタリティーだと思う

毎晩、いろいろなチャレンジがあり、どんなことにでも適応するためにはすばやく処理するマインドが必要だった。色々なディフェンスのカバレージを見てきた。前に見たのと同じこともあるし、まったく新しいものもある。年月を経て良くなってきたのは、目の前に何があっても、誰からどう思われようと、支配してやるというメンタリティーだと思う

オールスターに出ることは僕にとって特別だった。これまでのことがあったから、実際以上に特別だった

僕がバスケットボールを始めてからずっと、好きなことがひとつある。誰かにコテンパンにやられたら、そこから学ぶことだ。やられたら、次のときにはやり返す。高校のときから、ずっとそうだった。いつもやられていて、どう上達するべきか、何を練習するかを考えていた。それが好きなんだ

自分の人生は映画のようだ

16歳の時、僕は痩せっぽちでぶかぶかの半袖シャツを着ており、ファッションセンスもゼロ。母親から早く帰って宿題をするよう言われていたので、毎日バレーボールの練習からダッシュで帰宅していました。

自分を信じてこのキャンプに参加すれば、必ずNBAに行けると本気で信じていました。これが運命だと。なんてね、冗談です。自信なんて1ミリもありませんでした。

両親は僕を医者にしたがっていたのです。もちろん、NBA入りを誇りに思ってくれましたが、それ以上でもそれ以下でもありません。一番喜んではしゃいでくれたのは、弟のアーサーでした。僕を追いかけるようにバスケをプレーして、アメリカに行くのを夢見ていました。

僕たちは恵まれた環境で育ちました。決して裕福ではなかったけれど、必要なものは手に入りました。でも、僕たちの周りはそうではなく、一文無しの子どもたちも、少なくありませんでした。

弟の死後、自分自身に言い聞かせました。自分の人生は、バスケットボール以上の意味を持たなければならないと。僕はチャンスをもらってアメリカに来て、NBAでさまざまな経験をしていました。しかし、実際に他人の人生を変えていたのは弟でした。

アンダーアーマーと話をした際に最初に伝えたのは、僕たちの関係はただの物品契約ではなく、バスケットボール以上の意味を持つ必要があるということです。僕は人々の人生を変えたい。

この夏にアフリカへと戻ったとき、近所の子どもたちが憧れの眼差しで僕を見ていました。7年前は逆の立場だったと思うと、不思議な感覚でした。中には苦しみを抱えている子どもたちも少なくありませんでした。みんなの目を見れば、痛みや悲しみが伝わってくるのです。生きることがどれだけ大変なことか。忘れもしません。ある孤児院を訪ねた時、隅にいたひとりの子が僕のことを見ていました。ジッと、一言もしゃべらずに。急に駆け寄ってきて、僕に抱きついたのです。まるで親子みたいに大きなハグで。最高の瞬間でした。この子たちは何も持っていないかもしれません。でも愛に満ちあふれていて、計り知れない可能性を秘めています。

アフリカからアメリカに来ると、すべてが完璧であると期待してしまいます。みんなが穏やかに暮らしていると。しかし、フィラデルフィアで見た現実は違いました。貧困や苦しみはここにもありました。僕がけがや痛みに悩まされているときも、ずっと力をくれました。

けがで2年ぶりに戻って来たとき、正直ブーイングの嵐を受けると思っていました。アリーナから追い出されるのではないかと。しかし、ブーイングは一つも起きませんでした。そして、初得点したときの大歓声は、本当に力になりました。

みんな僕の復帰に向けたプロセスを信じて、支えてくれました。今度は僕がみんなを支えられるように全力を尽くします。

バスケットボールは自分にすべてを与えてくれました。しかし、バスケットボールにはそれ以上の意味がなければなりません。

オリンピックに向けて準備しているところなんだ。この大会は俺にとって重要なんだ。だって子どもの頃から夢見てきたんだから

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