言葉と人生 志村けん | 言葉と人生

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言葉と人生 志村けん

志村けん

志村けん

志村 けんは日本のコメディアン、お笑いタレント、司会者。ザ・ドリフターズのメンバー。イザワオフィス所属。1972年までの旧芸名および中国語での表記は「志村 健」。本名は志村 康徳。 生年月日: 1950年2月20日

いろいんな人たちを
遊びの場で見てきた。

思うのは、
人生は不公平だってこと。

若いときからずっと
恵まれている人もいる。

急上昇して急降下する人もいる。
人生の後半にピークを迎える人もいる。

ずっと恵まれない人もいる。

人生というゲームの勝ち負けに
一定の法則がないことは、

これを見てもあきらかだろう。

ただし、ひとつ言えることがある。
ずっと恵まれてみえる人はみな

必ず努力していることだ。
例外なくね。

「全員集合」が終わったのが35歳、
ひとりでやっていくという

ターニングポイント
みたいな時期でしたね。

ここでしっかりしないと、

40代50代は
食えねえぞって思ってました。

どれだけスタッフたちと
力を合わせることができるか、

それにはまずどれだけ
自分の方を向かせられるか。

「オレと一緒にやったら面白いぜ!」

って必死に アピールしてましたね(笑)。


付き人時代は靴も買えなくて、

一時期ずっと
裸足で生活してましたからね。

電車も裸足ですよ。
周りのお客がヘンな顔してね。

テレビ局の小道具さんから
ワラジもらったりしたけど、

裸足より目立つんだよね(笑)。

ええ。
ワラジでも乗りましたよ、電車。


お笑いみたいなものでも、

常識を知らないと
本当のツボというものがわからない。

常識は基本線で、
お笑いはその常識を

ひっくり返すところで、
コントとして成り立っている。

だから笑えるワケよ。

お笑いに限らず、
常識をバカにする奴に、

常識を超えたことは
絶対にできない。


気取らないこと。とにかく飾らない。

自分を大きく見せようとする段階で
人はうそをつくし、

それはすぐに見破られるものですよ。


マンネリで大いに結構。

ほかの人はマンネリまで
いかないじゃないですか。

定番があるのは
全然恥ずかしいことじゃない。

ドリフも僕のバカ殿も
変なおじさんも

必死でネタ作って、

とことん何年も
やり続けてきたわけだから。

みんなマンネリの域まで
達してみろって。


周りの評価は知らないけど、
オレなんてまだひよっ子だと思ってる。

どの道、コントで
100点満点なんて絶対ないんだから。


努力なんですよ。
つねに何かをしてないと。

人が遊んでるときに遊んでたら、
普通の人間になっちゃうし。

面白いもんで、ちょっとでも
タイミングとか間が違うと

ウケなかったりするんだよね。

それは見事に(笑)。
だからすごく神経を使うんです。

リラックスをしながら、
遊んでるように見えながら、

ものすごく微妙な
タイミングでやってますからね。


心がこもってないと
見透かされちゃうし。

「子ども用」と設定してやると
バカにされます。

子どもっていつも背伸びしたくて
上を上を見てるもんです。

僕が大人として上から下に
目線を合わせようとすると、

絶対にいいことないですね。


僕はすごく
アガリ症で緊張するので、
「緊張しないためには
どうしたらいいか」
をいつも考えてるんです。

ホンづくりをちゃんとして、
しっかり稽古して

「これだったら面白くできる」
ということがわかるところまで、

事前に詰めておく。


僕の笑いは動きに
特色があると思うんだけど、

ちょっと動いただけで
一斉に大爆笑してくれたりすると

もうたまんないね。気持ちいい。

あの瞬間がうれしくてたまらなくて、
ずっとやっているようなもんですね。

僕は、女の子の出演者に対しては、早く打ちとけようと思って、スタジオでもすぐに胸やお尻をさわったりする。まわりに誰がいようが関係ないから、「なんだ、あいつは女のケツばっかさわりやがって」と思われてたかもしれないけど、現場がいつもワーキャー言ってるような雰囲気じゃないと、やってる方もなかなかコントを楽しめない。それと、いきなりケツをさわった時にどんな反応をするかというリアクションが気になる

グループの笑いというのは、全員の仲がよくないとうまくいかない

自分自身の絶対条件がクリア出来れば、その他の項目には目をつぶる。人間の欲望や要求にはきりがない。「三割満足で十分」でいけば、世の中腹の立つことも少なくなるだろうし、けっこう丸く収まると思う

「飽きられず、忘れられず」、これがキャラクター・ブランドを長期にわたって維持していくための戦略

一番嫌いなのはおもしろいコントをダーッと並べられることだ。お笑いは並べる順番というか計算が大事だから、そこがわからない人に構成されると、逆に本当につまらないものになっちゃう

誰もが思いつきそうなことを、人より鼻の差ぐらい先を見越して、現実化すればいいんだ。「鼻の差ぐらい」がポイント。それ以上先でも、それ以下でもダメ

今の若い芸人の番組なんかだと、最初のメインがなくて、遊びの部分ばかり多くてゲームになっている。本当は何をしたいのかが、どうもよくわからない。そもそも芯になる、やりたいものがないのか、15分とか20分の長くてしっかりとしたコントをつくるのが大変だから逃げているのか。そのあたりが、僕には不満なところだ。でも、そのつらいところをしっかりつくっておくと、ほかのコーナーが生きてくる

人を笑わせるのって、結局、間とタイミングだ

お笑いみたいなものでも、常識を知らないと本当のツボというものがわからない。常識は基本線で、お笑いはその常識という基本線をひっくり返すところで、コントとして成り立っている。だから、笑えるワケよ。お笑いに限らず、常識をバカにする奴に、常識を超えたことは絶対に出来ない

テレビでも、あまりに普通の人が普通のことをやりすぎている。そんなのはおもしろくない。変わった人、珍しい人、平凡な人、少し狂気のようなものを感じる人。それを見たいから世間の人はテレビや舞台を見る。芸人はもともと変わってるんだ。僕たちはそれでいいんだ

らしく見せるコツは何か。僕の場合はその人を徹底的に好きになることだ

やっぱり子供たちにバカだと思われているのはいい。お笑いをやってて、子供にまで「あれは芝居してるんだよ」なんて言われたら、みっともない。バカだと思われてるってことは、そう「見える」ってことだから、演じてる者にとっては一番うれしい誉め言葉だ

なんでもそうだけど、ずっと続けているとうまくなる。うまくなると、またおもしろくなってきて、さらに一生懸命やろうという気になってくる。そうやって、一人前になっていくんだと思う

みんなと同じだったら、一番楽だろう。不安もなくなる。でも、その代わり個性もないってことになる。あいつは変わってる、と言われるのは光栄なことだ。1回きりしかない人生なんだから、自分の好きなように、自分に正直に生きようよ

自分の一生なんだから、自分が好きなことを思い切りやればいいと思う。売れるか売れないか、先のことは誰にもわからないけど、自分が納得いくまでやれば、それでいいんじゃないか

最初から全力でいかない奴は、その時点で先がない

仕事に限らず何でもそうだけど、「おれ、頑張りました」ってところが見えてしまうようではまずい。頑張ったとか、努力したということを、ことさら強調する奴がいるけど、それって手品で、すぐさまタネあかしをしてしまうのと同じじゃないのか。いとも簡単にやっているようで、実はその裏で血のにじむような努力と完璧な準備があるからこそ、金を取れるモノになるわけなんだから

なんの仕事にしてもそうだと思うけど、本当に嫌だったら辞めればいい。でも、辞めないってことは、自分が好きで選んだ道だということだし、やり遂げる責任も負うことになる。だから、少々嫌なことやつらいことがあっても、それは自分が我慢すればいいことじゃないかな

ムダなことでもなんでも知ってた方がいい。知らないと損をすることはあっても、知ってて損することはないから

何もしてない奴が「じゃあ、お前ちょっとやってみな」って言われることはあり得ない。ふだんから何かをやり続けているから、誰かの目にとまって声をかけられるんだ

オレはいつでも「個性は変人、常識は凡人」でいたいと思っている

古今東西、いつの時代も、自分が楽しいと思わない仕事からよい結果は生まれない

いろいんな人たちを遊びの場で見てきた。思うのは、人生は不公平だってこと。若いときからずっと恵まれている人もいる。急上昇して急降下する人もいる。人生の後半にピークを迎える人もいる。ずっと恵まれない人もいる。人生というゲームの勝ち負けに一定の法則がないことは、これを見ても明らかだろう

モテる秘訣は、子供の心に大人の財布

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