感想
いつも孫さんのお言葉は、甘んじてる自分に喝をいれてくれます。
この人の野心の影響は計り知れませんね。
且つ、論理的。
自分の得意分野を磨く事、志、勝ち癖負け癖、成功体験。
そして腹を括る事を説いてくれてます。まさに坂本龍馬の生まれ変わりです☺
妥協して生きてしまっている人には
是非目を通して頂きたいです。
勝てる闘いしかしない
僕がここで言っているのは
「ナンバーワン戦略」
圧倒的ナンバーワンになる事
圧倒的ナンバーワンでないと
そのビジネスモデルっていうのは
大抵時間の問題でもう利益が出なくなります
プラットフォームをつくるというのは
圧倒的ナンバーワンになって初めて
プラットフォームをつくれる
業界標準をつくる
デファクトスタンダードをつくる
圧倒的ナンバーワンになって初めて意味をなす
MicrosoftのWindowsだ
インテルのCPUだ
Googleだ Amazonだyahoo!だ
それぞれ圧倒的ナンバーワンになってはじめて
その本質的な存在意義を長く享受できる
このナンバーワン戦略というのは
孫子の兵法の中にも、ランチェスターの中にも
共通して出てくる
「勝てる戦いしかしない」
闘ったら絶対に勝つ 勝てる戦いしかしない
しかもやったら
その分野で、圧倒的ナンバーワンになれるという自信のある分野しか、そもそも手をつけない
手をつけたら
時間の早い遅いがあるとしても
圧倒的ナンバーワンになるという
戦略が見えたその分野だけ手をつける
道筋が見えて初めてそこに手をつける
やる以上は圧倒的ナンバーワンになる
そして
プラットフォームをとる
デファクトスタンダードを作る
特に情報産業において
圧倒的ナンバーワンじゃないと
そのポジションが非常に危うい
ナンバーワンにこだわる
勝ち癖
ソフトバンクがボーダフォンジャパンを
買収しました
ボーダフォンジャパンは
一番を経験してない ずっと負け癖がついていた
買収して乗り込んでいって
当時の幹部連中とその話をして
こらあかんと。
目が死んどる、自信を持ってない、
負け癖がついとると思った
どうやれば勝てるか、何をすれば勝てるか
何をすればいいか聞いても
ほとんど何も言わない。
負け癖がついてどうせダメだ
諦めムードになっていた。
僕は言いました
「見とれ。1回は必ず純増ナンバーワンをとるぞ」と
累積ナンバーワンは時間がかかるけど 1ヶ月でもいいから。
1ヶ月勝負でいいからナンバーワンをとったら
「なんだ一番になれるじゃないか」と
一番になれる事を体験したら勝ち癖がつくんですね。
この1番にこだわる
1回我々が純増ナンバーワンを取った。
ほとんどそれからは純増を続けてるでしょ
ほんの何カ月か例外があったけど
それ以外は一番を取っている。
そのポジションがホームポジションになると
一番でないと気がすまない 気持ちが悪い
そういうふうになってくる
僕は言っちゃわるいけど
小学校1年くらいから
1番しか経験していない
大抵何をやっても一番しか経験していない
1番でないと気持ちが悪い
一番になれるように頑張る自分を追い込む 腹を括る へこたれない
という事ですね。
やると決めたらその分野でナンバーワンになる
何でもかんでもやると決めたわけじゃないよ。
音楽でナンバーワンになるなんて決めたことない
ちょっと音痴だからね
バレーボールでナンバーワンになるなんて思ったことない
背が低いし
でも
自分がやれる
やれるはずだと思える分野では絶対に一番になると決めて
とことんやり抜く
- 勝ち癖をつける
- 勝ちにこだわる
- 一番にこだわる
- 圧倒的ナンバーワンにこだわる
これは社風として大切です。
先ほど「闘う」という一文字があったね
事を成すというのに2番3番でうろちょろしてて
まして4番5番でうろちょろしててなんて
世の中はそんなに甘くない
大きなことを成す
志を高くもって高く保って
やり遂げていく
そういう気概が起きなくなると
負け癖がついていると
どうせ。。ナンバー2.3だし。。。
そういう奴ほど事を成せない
高い志を持ちえない
ただついていく
ということです。
皆さんがリーダーになったとき
間違っても2番に甘んじる
2番でよしとする
よく頑張った2番になった
と絶対に口にしてはいけない
2番は敗北だと思え
5位から2位になってちょっと自分の頭を撫でる
バカを言え。
その時点で失格。
5位から2位になったら
「もうちょっとだ 行くぞ 一番になってやる」
そういう腹を据えて
根性をもって
「2番はまだ終わってない。途中だ。」
という事でやり抜く。
そういう社風を作らないと300年は生き残れない
皆さんの部下に対して
深い愛情があるなら
我々のお客さんに対して
強い責任感があるなら
一番にならなきゃいけない。
一番になればそこからゆとりが生まれて
お客さんに対してより優しくなれる
新しい技術開発により
チャレンジができる
より責任を持った事業ができる
本当の責任を持ちたいと
高い志を持ちたいというならば
2番に甘んじてはいけない
それは焦っているだけのしょぼい存在だ