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「出会いのアンテナは常に広く持っていたい」 松坂桃李

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松坂 桃李は、日本の俳優、モデル。左利き。 神奈川県茅ヶ崎市出身。トップコート所属。 生年月日: 1988年10月17日

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全くやったことがないことへの挑戦は、恐れしかありません。でも、不安以上に自分の参加する作品の面白さへの興味の方が勝りますね

俳優という仕事において見えないプレッシャーは本当に多い。例えば、主演をやらせていただく時や、初舞台に出演した時もそうでした。

30代を迎えるにあたって、この仕事を続けるためには、今までやってきた作風とは違うものをやっていかなければいけないと思いました。そこから今までやったことのないような、方向性の違う作品を意図的に演じていくことにしたんです

僕は撮影が終わったら『お疲れ様でした!』というタイプ。それはそれ、これはこれです。ハリウッド俳優のように、1本の作品でずっと役になりきっていられる、というのはある意味、俳優にとって良い環境だと思いますが、日本では撮影中に他の番組宣伝が入ることがありますから、役のモードのままだと気持ち的にやりきれなくなると思います

自分がお芝居をすることより、他の俳優さんのお芝居を生で見られることが面白いのかもしれません。相手のお芝居を一番間近なところで見られるというのが一番。それが自分の刺激にもなるし、その芝居によって触発されもします。
これまで太刀打ちできないと思った人はたくさんいますが、本当にすごいと思ったのは、樹木希林さん。『ツナグ』で共演させていただいた時に感じた究極の自然体。自然体なのに役を演じているという姿は忘れることができません

20代後半から“いろいろな色の役や作品をやっていこう”とマネージャーさんとも話をしていた最中にいただいたお話だったので、これは本当に、30代に向けてすごくいい経験になると思いました。出来る限りのことをやりました。…20代後半でやれることは全部やったので、ある種、悔いはないです。いろいろな作品の扉を見つけることができたので、30代は扉を開けて、その色を濃くしていくのがメインになっていくと思います。そこから40代につなげたいです

ここから10年は40代のために仕事をすることになると思います。20代半ばから後半にかけて自身の窓を開いていったことで新たな出会いが生まれたり、再会があったり。広がっていった仕事に今度は自分の中でより深く色を塗っていければ、それが40代に繋がるのではないかと思います

40歳、50歳、そしてそれ以降になっても続けるにあたっては、僕がいままで20代の前半でやってきたような仕事のスタイルでは、なかなか難しいだろうなって思い始めていた

例えば、僕が、もし腰が曲がって動けなくなっても、そういう役も1回くらいはできるかもしれないですし、もし声がうまく出せなくなっても、そういう役も1回くらいできるかもしれない。そうやって全部の役をひと通りやり終わったら、余生を過ごそうと思います

僕のパブリックイメージに沿った役柄の仕事ばかりを、そのままずっとやり続けていくのは、性格的に、ちょっと甘えが出てしまうんです。たとえば、パブリックイメージ通りの役がきたとして、「さわやかな感じの男です」ってなると、「わかりました。こんな感じですね」って、そのイメージ通りのものをやろうとしてしまう。自分の性格上、そこでハードルを上げないで、ちょっと楽をしようとするんですよね。

自分の思いとしては、テレビドラマでは親しみやすい役柄を演じたい一方で、映画では、なるべく自分の幅みたいなものを広げていきたいっていう。それを同時進行でやっていけるのが、理想かなって思うんですよね。

映画って、お金を払って見てもらうものじゃないですか。テレビとは違っていて……朝ドラみたいに、毎朝やってくれるものでもない。だから、払っていただいたお金以上のものを見せていきたいし、普段とは違う作品に挑戦していきたいなっていう思いがあるんですよね。

役者という仕事に関して、自分の知らないことがまだまだ多いので。いろいろなことに興味が湧くことによって、それを楽しめるような人でありたいし、そのほうがきっと役者としても得だと思うんですよね。

監督によって、自分から出てくるものが全然違いますし、その現場の印象だったり、役の印象によって、どんな自分が出てくるのか楽しみなところはあるので。あとやっぱり、いまの段階では、監督さんにしても役者にしても、まだまだ出会ってない人のほうが圧倒的に多いと思うんですよ。

出会いのアンテナは常に広く持っていたいと思っていて……そして、今後年齢を重ねていくと、出会いよりも再会のほうが、多くなっていくと思うんです。そのときに、やっぱりいい再会をしたいと思っています。

実はデビュー当時は俳優を一生やっていこうとは思っていなかったんです。そういう意味でいうと、今の仕事への向き合い方とはだいぶ違っていたと思います。

演じることを通して世界を知ることができたんです。それをきっかけに、役者という仕事への好奇心や興味が強くなりました。

舞台で演出家の蜷川幸雄さんとお仕事をさせていただいたり、映画で樹木希林さんと共演させていただいたり、いろんな方との出会いによって、演じることへの好奇心がどんどんふくらんでいって、俳優という仕事で生きていこうと思えるようになったんです。

これからのテーマは「豊かさと安定」です

俳優として大切な事は、何かを見たり、聞いたり、触れたりした時に、嬉しいとか悲しい、ムカつく、不安……など、自分の感情をしっかりと確認すること。 “普通の感覚を持つこと”ですね。

僕らの仕事は作品ごとに、新たな別の性格をつくらなきゃいけないので、物事をまっさらな状態で見るために、そして演じた後に元の位置に戻ってくるためにも普通の感覚をもっておく必要があると思うんです。

ちょっとした興味や好奇心みたいなものが何かを始める原動力になり得ると思うので、そこは逃さないでほしいです。その好奇心がないとまず挑戦しようとも思わないでしょうし、なにかを始めたとしても続かなかったりしますから。また、何かひとつでも、自分が面白いと感じたことには挑戦してみて、そのことを通して自分を色濃くしていくことが大事なのではないでしょうか。

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