パオロ・チェーザレ・マルディーニは、イタリア・ロンバルディア州ミラノ出身の元サッカー選手。ポジションはディフェンダー。元イタリア代表選手。セリエAのACミランに所属していた。 史上最高の左サイドバックと評され、ミランの象徴とまで呼ばれた選手。 生年月日: 1968年6月26日
名言
大切なのは、常に今よりも上を目指し続けること。そのための努力を絶対に怠らないこと。上を目指し続けてこそ成長し、上手くなり、そして勝つことができる。この世界では自らの力で勝ち取る以外にない。誰も何も与えてはくれないのだからね。
自分は完璧主義者だと思う。だからサッカー人生に別れを告げる時、受賞できなかったバロンドールとイタリア代表でのタイトルを後悔するだろうね。でもそれが僕の人生哲学でもあるんだ。
僕はいつも、いつまでもミランのティフォージ(サポーター)だ。今のところ僕の今後は家族と過ごすこと
本当の意味で“違い”を僕が示せていたとすれば、それを可能にしたのは“頭”さ。つまり、“限りなく高いプロ意識”を20年以上にわたって保つことができたからなんだ。
満足のいく結果を出すには、情熱が欠かせない。
人の2倍、いや3倍のトレーニングを重ねてきたんだ。おかげで、引退してから「ピッチが恋しい」とか「トレーニングのない毎日が寂しい」なんて言う元選手たちの気持ちが全く分からないんだよ
力のある選手を世に出すには、クラブの方向性に添うユースチームを持つことが大事。
特定のポジションでスペシャリストと言われるには、他を圧倒する力と、場合によってはエゴが必要なんだ。
クラブはたった1人の人間によってそのカラーが決まるものではなく、ミランとはティフォージであり、選手であり、経営陣だ。
小さいころは「マルディーニ」の名を持ち出されて傷ついたこともあったけど、おかげで僕は成長した。
過去にも、多くの選手が辞めて再建を迫られ、目標もより小さくなった時期もあったけれど、ミランは常に復活を遂げてきた。
僕の今後? まずは家族と過ごすこと。いくつかなじみのスポンサーからオファーはあったけど、どこにも「イエス」とは言っていない。偉大な選手が偉大な経営者になるとは限らない。オファーのあったユースチーム(指導者)の件も僕の望みとは違う。そのポストには経験のある人が必要で、僕にはそれがないから。
自分が大好きな分野をまっとうできたことを人として幸せに思う。現時点で小さな疑問もいくつかあるけど、自分の将来に関しては慎重に考えたい。
本当に素晴らしい最後の1年間だった。僕は最高の環境で自分が愛するスポーツができた。僕がこれまでやったことは、何ものも傷つけられないし触れられない。タイトルのない1年間があったとしても、僕のキャリアには響かないよ。
すべてのベースになっていたのは情熱だ。常に、さらに上を目指し、最後は自分自身との戦いだった。
サッカーをしていると人間的にも成長するし、他人を尊重する気持ちが養われる。僕は16歳ですでに大人の世界で働いていて、そこでの成長のおかげで、やがて自分も人から尊敬される人間となった。そのきっかけとなるのがスポーツへの情熱だ。
プレーしているときに、金のことが頭に浮かぶ選手なんて絶対にいない。
僕はたくさんのいいお手本を得て、彼らから学ぼうと努力した。あと大事なのは家族、僕を導き、しつけてくれる人が僕の近くにはいた。僕には後悔はまったくない。
いい選手になれる才能が、誰もにあるわけじゃない。 しかしその才能は、努力で得られるものである。
自分も選手の息子だったので、何が嫌でどういうことなら受け入れられるかを理解してやれる。自分はクリスチャンからどうすれば良いか相談されたときに答えてやりたいと思っている。プレーについては、自分は口出しせずに優秀な監督に一任している
スポーツと対戦相手に対する敬意。自分はこれまで侮辱されたりブーイングされたりしたことがない。常に本当の自分の姿をさらしてきた。だから人々から愛される選手になれたんだと思う
おそらく、僕はプレーするために、この世に生を享けたんだと思う。16歳でセリエAデビューを果たして以来、ずっとサッカーは僕の情熱だよ。