「自分を律する」フィリッポ・インザーギ | 言葉と人生

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「自分を律する」フィリッポ・インザーギ

フィリッポ・インザーギは、イタリア共和国エミリア=ロマーニャ州ピアチェンツァ出身の元サッカー選手、サッカー指導者。元イタリア代表。現役時代のポジションはフォワード。 弟のシモーネ・インザーギも元サッカー選手。 生年月日: 1973年8月9日

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センターフォワードをやっている以上エゴイストであるべきときにはエゴイストでなければならない。チームが組み立てた攻撃をシュートで仕上げるのが僕の仕事だし僕にはその責任がある。多少強引でもシュートを打つ勇気がなければこの仕事は務まらない。

疲れがたまり、足が動かなくなった時、あるいは朝起きて、まだ自分が『プレーを続けたい』、『しっかりと練習に打ち込みたい』と思えるのは、サッカーへの情熱があるから。それがなかったら、35歳を過ぎてなお、この世界での戦いを続けていくことはできない。これはすごく幸運なことだと思うのだけれど、僕は子供の頃からずっとこのスポーツが大好きなんだ。だから、この仕事を辞める気は今のところまったくない。考えたこともないよ。

間違いなく言えるのは、このチームが与えてくれる信頼と、それが自分の中にもたらしてくれる落ち着きだね。これは大きな助けになってる。毎試合毎試合、自分の価値を結果で示さないと周囲から認めてもらえない、という状況だと、追い込まれたような気持ちになって焦ってプレーしなければならないけれど、ここではそんなことはまったくない。いつも落ち着いて、晴れやかな気持ちでプレーすることができるからこそ、力を十分に発揮できるんだ。

自分の成功を語るのは、あまり好きじゃないんだけど、まずはとにかく、クラブがすごく良い仕事をしてくれたと思う。

年齢を重ねるにつれて、フィジカル的な能力が少しずつ落ちてくることは避けられないけれど、その分、戦術的な部分やメンタル面を高めることはできる。人間の成長に終わりはないから、ぼくはいつも、少しでも自分の能力を高めたいと思ってサッカーに取り組んでいるよ

ピッチの上でのプレーが、一番の答えになっていると思う

監督は全てを受け入れなければいけない。そんな教訓かな。勝利も敗戦も、招聘も解任も……。世界中のすべての監督は、たとえ自分に大きな落ち度がなくとも、失敗の責任を取ってチームから去るという苦い体験を飲み込まなければいけない。苦しんで、また新たなスタートを切ってを繰り返し、経験を積み重ねていく仕事だ。

たくさんの試合に出るだけでは満足できない。もっと勝ちたい、もっとゴールを挙げたいという気持ちがいつも心の中にある。『今日はしっかりと練習できたかな』、『昨日よりも少しは上達したかな』、いつもそう自問しながら僕はベッドに入る。充実感がないとなかなか寝つけないんだ。勝者のメンタリティーとは実はそういうものなんじゃないかな。どんな時も、勇気とプレーを続けたいという欲求を持ち続けていないと。そうでなければ前に進めない。それがなくなった時が、やめる時だと思っている

とにかく監督がチームで良い仕事をするには、機能的で財政面も安定しているクラブが必要だよね。そしてもちろん、モチベーションに溢れ、コーチの教えに真摯に耳を傾ける選手たちも絶対不可欠だ。ヴェネツィアやベネベントにはその両方が揃っていたし、だからこそ私も結果を残せてきた。

ストライカーにとって、ゴールは人生そのものだ。

僕は常に仲間のおかげでゴールを奪うことができている。

以前から言っているように唯一悲しいことはミランにやって来たのが遅すぎたってことだもっと早く移籍していればさらに楽しむことができたし多くのゴールを決められていたはずだ。

いつだって僕は数多くのゴールを決めてきた。
ストライカーにとってゴールこそが人生なんだ。

僕はサッカーに犠牲を払わない。
合宿や練習、移動、必要に迫られた時に払う犠牲などは
僕にとって問題ではないんだ。
バカンスが終わればサッカーがしたくて たまらないんだよ。
W杯後にバカンスへと出発したがCL予備戦参加のためにすぐにチームから招集命令が届いた。
でも僕は完璧に準備を整えていたんだ。サ ルデーニャ島から朝一番の飛行機でミラノに向かった。1秒たりとも待てなかったね。

政治の世界と一緒で、みんな自分たちの利害しか考えていないのさ。でも、スポーツは政治じゃない。決着はピッチ上できっちり付けるべきなんだ。

サッカー選手としての体力の限界が明らかになるまで現役を続けたい。通常の選手が限界を感じるレベルでは辞めたくない。僕にはまだやるべきことや与えられる事が多い。まだまだゴールも決めなくちゃいけない

この災厄で命を落としたり、大切な人を亡くしたりした人だっている。それに比べたらサッカーの試合が延期になったことぐらい、ちっぽけなことだ。もちろん、これまでの努力の成果が水の泡となってしまったら、残念だけど
ね。だって今シーズンのベネベントは、本当に最高だったんだ。それは会長から用具係に至るまでのすべての人たちの努力の結晶だったから

まるで檻に入れられたライオンの気分さ。走ることも、トレーニングを指揮することもできない。ピッチこそが生きる場所の私にとっては、本当に苦しい状況だ

ぼくにとって一番大事なのは、いいプレーをすることだよ。確かにインザーギという選手はいつも、ゴールという尺度だけで見られ、語られてきた。それは、ぼくがいつもたくさんゴールを決めてきたせいだと思う。みんなぼくには、ゴールを決めることを期待しているからね。でも、ある程度の歳になって、選手としての成熟期を迎えた今、ぼくにとっては、試合の内容、いいプレーをすること、チームメイトとチームの勝利に貢献することがとても大事なんだ。ゴールというのは、その結果としてついてくるものだと思うようにしてる

サッカーは僕に希望と勇気を与えてくれるのと同時に引退しなくちゃいけない時のことを考えると悲しくもさせる。だからこそ、ゴール前では狂ったようにがむしゃらになるんだ。サッカーに生き、サッカーのために生きている。未来のことが不安だから1分も無駄にしたくないんだ。サッカーをしていない未来のことだ。

ぼくの一番の長所は、この仕事をすごく愛していること、常に熱意を持って取り組んできたことだと思う。これはすごく重要で根本的なことだよ。持って生まれた能力はもちろん重要だけど、ユーヴェ、ミラン、そしてイタリア代表でプレーするという幸福なキャリアをここまで送ってこれたのは、何よりもまずこの仕事に対する愛情と情熱があったからこそだと思ってる。

セリエAでプレーするくらいの選手なら、才能はみんなトップレベルなわけだし、そこから先、どこまで行けるかは、プレッシャーとうまくつき合って行けるかどうか、いろいろな誘惑に振り回されずプロとしてやっていくために必要な犠牲を払い、自分を律することができるかどうか、そういうところで決まるものだと思う。ぼくはこの仕事を本当に愛しているから、犠牲を払うという意識すら持ったことがないし、常に自分を高め、ベストコンディションを保って試合に臨むことに全力を傾けてきた。ここまで来ることができたのも、それがあったからだと思っているよ

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