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「幸せになるヒントは、いつもあなたの心にあるのです」デヴィ夫人

デヴィ・スカルノは、日本生まれでインドネシア国籍のタレント、YouTuber。インドネシアのスカルノ元大統領第3夫人。NPO法人アースエイドソサエティ総裁。株式会社デヴィーナ・ソサエティ代表取締役。本名・インドネシア名:ラトナ・サリ・デヴィ・スカルノ、旧名・日本名:根本 七保子、通称はデヴィ夫人。 生年月日: 1940年2月6日

3つのターニングポイント

私の家は霞町(現在の港区西麻布)にありました。父は大工でしたが、目を患い、母は足が悪く、暮らしは貧しいものでした。私は小さいころから絵を描くのが得意で、周りからは天才だといわれていたんです。貧しい中でも母が内職でお金を貯め、藝大の先生につけて絵を習わせてくれました。ある日、学校から帰ると、母が私のクラスメイトの母親にしきりに頭を下げているところに出くわしました。障子越しに話を聞いていたら、どうやら私を学校に通わせる月謝が払えなくて、その方にお金を借りていたようなのです。それを知ったとき、大きな衝撃を受けました。『母にそんな思いをさせてまで学校に通うことなんてできない。私が母を支えなければ』と思ったんですね。それが子ども時代のターニングポイントでした

インドネシアに渡り大統領夫人となった直後、母と弟を立て続けに亡くしました。私は母と弟を支えるためにそれまで頑張ってきたわけですから、大変つらく、悲しい出来事でしたが、これは神様が私に与えた啓示だと思いました。もう家族から自由になって、スカルノ大統領1人のために尽くしなさい、と。私はそれまで母と弟のために日本国籍を保持していたのですが、それを機にインドネシア国籍になりました。これが、もう一つのターニングポイントでしょうか

30年ほど前のことですが、日本のホテルに宿泊していたときにテレビを見ていたら、『100歳以上の日本人が4500人いる』といっていました。現在、100歳以上の方は7万人を超えていますが、今から30年前には、4500人でも驚きの数だったのです。当時、私は50歳。100歳まで生きられるのだとしたら、これまでの人生と同じ時間をもう一度生きることができる。これからは『スカルノ大統領夫人』という肩書きから切り離された自由な生き方がしてみたいと思ったのです。ここからまた私の新しい人生が始まるのだとしたら、新しい目標や目的、使命感があってもいいんじゃないかと思えた瞬間でした。これが、三つめのターニングポイント。50歳から79歳の現在に至る大きな転換点でしたね

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普通では行けない場所に行き、会えない人に会い、さまざまな体験をしてきました。人の何百倍も生きてきたんじゃないかしら

これまで人の何百倍も濃密な経験をして生きてきたわけですから、これから先は人生の余剰として、楽しく生きたらいいんじゃないかと思ったのです。よし、これからの人生は楽しく『タレント・デヴィ夫人』として全うしようという気持ちになったんですね

基本的に『あの人も人間だし、私も人間。あの人にできて私にできないことはない』と考えるんです。

未知のことに挑んで、それが成し遂げられたときの達成感は本当に得難いものです。一度、その達成感を味わうと、あれもできるんじゃないか、これもできるんじゃないかという気持ちになります。挑む気持ちを失くしたときが、自分が年老いたときなんだなと思いますね

日々、世界では理不尽なことが起こりますが、それに対して私は素直に怒り、考えを述べているに過ぎません。『怒り』は私の原動力ですね。私が本音で物をいえるのは、これまでの経験や体験から得た自信と誇りがあるからだと思います。そして、精神的にも物理的にも経済的にも完全に独立、自立した人間ですから、誰かに義理立てすることも、忖度する必要もないのです。どんな人でも、こういうことをいったらあの人に影響があるんじゃないか、これはあの人にお世話になっているからいえないということがあると思いますが、私にはそれが一切ありません。

精神的にも物理的にも経済的にも独立していることが、本当の意味での贅沢なのです。私は、そうした自由を勝ち得た数少ない人間の一人なのかなと思いますね

この地球上から戦争や紛争をなくすのは難しいかもしれませんが、その犠牲になった方たちの役に少しでも立てればと思っています。動物愛護活動も、人間の犠牲になった生き物たちを手助けしたいとの思いから始めたものです。『あらゆる命に思いやりを』は、私の一貫したテーマですね

私は、お金は『敬う』ことが大切だと思っています。そのためには、お金を貯めるのではなく、使うことが大事。好きなところに行き、好きな物を買い、好きな物に囲まれて暮らす。この部屋にある物にもすべてに愛着がありますし、一つひとつが私の人生を豊かにしてくれています。お金は、人生の豊かさを実感するためにあるのではないでしょうか。

私は仕事も精一杯しますが、遊ぶときも徹底的に遊びます。今のこの一分一秒が次々と過去になっていくのですから、そのときどきを精一杯楽しく生きたいのです。私はよく、『あなた方は毎日、生活をしているんでしょう? 私は毎日を生きているの』というんです。『生活をしていることと生きていることの違い、分かる?』と。

人生100年時代といわれるようになりましたが、この先、さらに医学が発展して、人生120年、130年の時代が訪れるかもしれません。たとえそうなったとしても、私は、楽しく、豊かに『生きて』いきたい。そう思っています

何か辛い事とか、すごい問題がある時、これは神の試練だ、これを乗り越えなきゃっていう風に、全て神の試練という事でやってきました

理想を追い求めて恋のチャンスを逃すより、男性の長所を伸ばすことも時には必要

起こってしまった事に対して執着していたら、自分が病気になるんじゃないかしら

毎日を楽しく生きていれば、それが顔に出る

余計な心配なんてしないで堂々としていればよろしいじゃありませんか

やっぱり元気の秘訣は、いい仕事をして充実感を得ること、それから楽しくよく遊ぶこと

幸せになるヒントは、いつもあなたの心にあるのです

新しい自分を発見して下さい。今までしたことのない事をして、それを楽しんでる自分を発見できる人はいつまでも若くしてられますよ

「絶対に出来ない」「絶対不可能」と思うことに挑戦してみると結果出来ちゃう。だからあなたでも出来るのよ、やろうと思えば。

スカルノというのは偉大な名前であり政治的な意味もありますので、あまりテレビに出るときには向かない気がします。外交団のレセプションパーティーや晩さん会などでは「デヴィ・スカルノ夫人」となるわけですが、だから逆に「デヴィ夫人」という名前は、ひとつのスイッチになっているともいえますね

男性が女性に魅力を感じるとき、そして生涯を共にしたいと愛しくなるのは『女らしさ』なの

若い時から自分を愛していないと、それはもう悲惨な末路をたどることになります

わたくしは自分のことが大好きですよ! 自分自身を愛さなくて、どうして他人を愛せるのかしら

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