深田 恭子は、日本の女優。本名同じ。愛称は、深キョン、きょーこりん。 東京都北区出身。ホリプロ所属。 生年月日: 1982年11月2日
名言
中学生でこの世界に入り、自分にできることを精一杯やっていたら、いつの間にか20年以上が過ぎていました。
私、明るく前向きに未来をとらえるほうではないんです。ドラマや映画で新しい役をいただくたびに、どうしよう、どうしよう、大丈夫かな? 自分にやれるかな? と、不安になってしまいます。もう少し前向きになれたらいいのですが……。毎回、自分にはとうてい無理に感じてしまうんです。高いハードルを課され、作品が終わったときに、そのハードルを越えられたのか、越えられなかったのかが、自分でもよくわからない、というようなこともあります。
私、物事を途中で投げ出したことがないんです。というよりは、投げ出せなくって。子どもの頃、習い事を始めるじゃないですか。やり始めてみると、練習が大変だったり、思っていたのと違っていたり、ということもありますよね。でも「やめたい」と口にできなかった。一度始めたことを、中途半端に投げ出すのはいけないことだ、と思っていたのかな? よく覚えていませんが、とにかくやめるという選択肢が自分の中にそもそも存在せず、ずっと続けました。結果的にはピアノも水泳も今の仕事に生きているので、そういうふうにしてくれた両親には感謝しています。
考えてみれば、お仕事を始めてから、どんなに大変でも、どんなに自分が不甲斐なくても、やめようと思ったことはありません。毎回不安ながら、とにかくできるだけのことをしてきました。もしかしたら、これも家庭で培われたものなのかもしれません。
ずっと一人だったら一人だったでしょうがないですし、だれかが家族になってくれるならそれはそれでいいし、と考えるしかない
一所懸命演じた作品をお届けし、それを愛してくださるみなさんに出会ったとき。「よかったですよ」と街で声をかけられたとき。これが私にとって一番の喜びのような気がします。
役に共感しながら演じるということがないんです。役に近づく上では、共感ではなく衣裳やメイク、髪型とか分かりやすい部分から入ることが多いです。
どんな役柄でも、プロのみなさんが私を信じて私に合うと思ってキャスティングしてくださっているので、それを信じて思い切って演じている
役で泣いたり、テンションを上げたり、落としたり…感情をコントロールしないといけないわけで、それは素の自分の精神が安定していないとできないな、と。だから、自分の心を乱す人はいらない
本当にいろいろな人生、生き方があるなと感じます。どの人の人生にも共感する部分はありますし、役を演じることによって、いろいろな人生を味わわせていただいています。役によって自分の生き方に迷ったりするときもありますし、影響も受けます
何かあると落ち込みがちなので、悩みごとが多いのですが、そういうときは、同世代の友だちと、『将来、どこに向かって生きていこうか』とか、『こういう選択肢もあるよね』とか、延々と語り合うことにしています
自分に甘えたり、不正なことをすると、やっぱり神様は見ているなと思うんです。甘い考え方をして、振り返って良かったと感じたことはほとんどありません
何かに迷ったときには、諸先輩方をはじめとした周りの方の意見、話を聞きます。自分だけの意見に固まるのは怖いです。いつも自分は、周りの方々に助けられているという思いが強いです
心が元気であれば、年齢は乗り越えられる
自分のことより、人のことを思って生きられる人に憧れます。ちゃんと周りのことを考えて、いつも強くいられる人。
旦那さんと奥さんの間に夫婦としての強い絆がないと、結局、何も始まらない。お互いを尊重し、支え合うという基盤ができて初めて、子供や家族のことを想像できると思うんです
高望みはせず、一日一日を大切にしながら、そのときの自分にできることを頑張ろうと思います。これまでもなんとか、こんなふうにやってきたので、いただいた目の前の仕事を積み重ねていきたいです。