勝新太郎
勝 新太郎(かつ しんたろう、1931年11月29日 - 1997年6月21日)は、日本の俳優・歌手・脚本家・ 映画監督・映画プロデューサー・三味線師範。
名言
俺をどんなに悪く書いたって、マスコミが来ると、「どうだい、ああいう書き方して売れたかい?」「あの時は儲けさしてもらいまして、部数が増えました」「そうかい」って喜んで言うさ。それがもし「いや、あの時部数が増えませんでした」と言うなら「それじゃ書くな、バカ野郎!」って言うよ
採算を考えるなら、会社なんかやる意味ないんだ
(石原裕次郎氏への弔辞の結び)どうせ、どっかで会うんだから。それまで、さようなら
生きていながら死んでるようなやつが多い中で、死んでまた生き返った。このすごさ。頭が下がる
今、俺はお前にとって必要かもしれない。でも、いずれ俺が必要でなくなる時が来るだろう。その時は、何も言わず、離れていけばいい。無理に此処に顔を出さなくてもいい。俺は何とも思わない。それでいいんだよ
捕まった時、反省した顔をしなきゃいけないと思って、鏡を見た。反省した顔ってどんな風だろうとやってみたんだけれど、どうも上手くいかない。俺は反省に向いていない顔をしているんだな
こういう風になった時の遊びがしたいんだ。絶体絶命のところで遊びたいの。子どもの頃から、高所恐怖症なのに断崖絶壁みたいなところに行くのが好きだった。もう、これ以上後ろには行けないという時に遊ぶ。これをやったら落っこちちゃうなんていう時に、わくわくしてくるんだね
俺の人生は年がら年じゅう、切羽詰まっている。人生の落伍者にいつなるかと楽しみながら、心配して歩いてきた
中村玉緒は勝新太郎なしでも存在し得るが、勝新太郎は中村玉緒なしでは存在し得なかった
俺はスター気取りの見栄でチップを出してるんじゃない、世間のことや人間のことを学ばせてもらってる授業料として差し上げているんだよ
例えば、人と人がたまたま出会って、素晴らしい関係を築くことがある。あらかじめこのような人と会うと心構えをしていれば違った関係になるかもしれない。偶然だから、完全な関係が生まれる
黒澤さんの映画では本物の矢が飛んでくるそうだが、その矢に当たって死んでも本望だ
痛み、失敗というのは大切なんだよ。人間は自分が痛い思いを経験するから、人の痛みも分かる。情を知る訳だ。情を知ると、自分が不幸になっても人には幸せになって欲しいと思うようになれる。少しぐらい自分が不幸になってもいいという考え方が出来るようになる
口説き文句なんてぇものは人に教わるものじゃねぇよ。自分でオリジナル口説き文句をつくりゃあいいんだ
痛いという顔をしちゃいけないんだ。痛いという顔をしてもしなくても、どっちにしろ痛いんだから。そんなら、この痛み大好きっていう顔をするんだよ
無駄の中に宝がある
影のない役者は光のない役者だ。俺は新しい影をつくることから始める