「ずっとこの日を待ってた。」T-Pablow | 言葉と人生

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「ずっとこの日を待ってた。」T-Pablow

T-Pablowは、神奈川県出身のラッパーである。BAD HOP、2WINのメンバー。大文字でT-PABLOWと表記されることもある。 BAD HOP、2WINのメンバーであるYZERRは双子の弟である。 出生地: 神奈川県 川崎市 生年月日: 1995年11月3日

名言

BAD HOP THE FINAL 東京ドーム公演にお越しいただきありがとうございました。 BAD HOPは本日を もちまして解散いたします 10年間支えてくれたファンの皆様並びに関係者の皆様本当に今までありがとうございました。 BAD HOP FOREVER

タダで遊びに来られるスタジオがあるんだけど、まだレコーディングしたことないでしょ?やってみよう今度ね

音楽でましてやHip Hopで飯を食うなんて無理に決まってると言われてきた ボロいアパートにみんなで集まってここから抜け出すんだって必死になってここまで来た。 この日本でHip Hopで事務所にも所属せず幼馴染と平日の東京ドームを埋めるんだぜ。ずっとこの日を待ってた。

川崎の土地柄なのか、元々小学校に入学して間もない頃から、先生たちが運動会の出し物でラップをしているような環境で育ったので、HIP HOP自体は昔から知っていました。同じ中学の先輩に、川崎を拠点に活動するSCARSのメンバーさんがいたりしました。でもちゃんと意識して聞くようになったのは、Zeebraさんがきっかけですね。

HIP HOPというより、僕がはじめて自分から音楽に触れたのがZeebraさんです。小学校5年生くらいの時に近所にできたTSUTAYAに「これが日本人のHIP HOPだ!」みたいな感じでZeebraさんのアルバムが置いてあったんですけど、正直最初は日本人には見えなかったんですよ

中学に入って、かなりグレてしまって、僕はチームの頭を張るようになって、地元ではある程度の地位が確立されていました。地元では誰にも文句を言われない、仲間たちと居心地のいい生活を送っていました。でもそんな中でいろいろなトラブルに巻き込まれるようになってしまって、僕らがやっていることは、地元という狭いコミュニティ、せいぜい半径500mくらいの中で見栄を張り合っているだけなんだって気づくようになって、精神的に悩んでいる時期があったんです。

僕、頼まれると引き受けちゃうところがあって、そういう地元とか先輩とかっていう“しがらみ”が増えて、色んなことをこなしているうちに、友だちとか後輩が精神的にやられてきちゃったんですよね。そういう状態になった時に初めて、「あ、俺らがやってることってキツいことなんだ」ってわかって、少しは自分のこともわかってあげなきゃと思いました。でも、相変わらず意味のわからない争いは続いていて、僕はその争いの中心にいたので精神的にもかなりおかしくなりつつあった。ちょうどその時期に、アメリカのオハイオ州に住んでるおばさんが声をかけてくれて、1人でニューヨークへ行きました。

僕は母子家庭で育って、生まれた時から家に借金もあって、周りの人が買ってもらえるものが買ってもらえなかった。基本的に与えられるということはなくて、自力で生み出すしかなかった。

ニューヨークの生活で衝撃を受けて、本気で音楽をやっていきたいと思うようになりました。日本に帰ってきてリリックを書くようになって、15歳の時には本格的にマイクを握っていて、中学卒業の進路相談の時には、先生に音楽一本で生きていく、と伝えて高校には進学しませんでした。

僕は最初はラップがすごく下手だと言われていたんですけど、高校に行ってなかったので、毎日毎日生活の一部のように常にフリースタイルやラップの練習をしていました。僕自身がなんでも出来上がった状態でしか他人に見せたくない性格というのもあって、相当練習を積みましたね。

海に潜ったり綺麗な景色を眺めたり、自然と触れ合う時間が長かったことで、そういう悩みが小さくなって、自分がダサく思えてきて、気持ちが楽になりつつありました。だんだんと、さっき言ったような、もっともっと広い世界でラップしたい、音楽で勝負したいという気持ちが膨れ上がってきたんです。

一度HIP HOPから離れた男がここで優勝できなかったら俺、超小物だなと思って。もう一生チャンスは巡ってこない。絶対に優勝する以外道は残されていないという気持ちで挑みました。新たなスタートとして改名したT-Pablowという名前で、絶対に前に踏み出す必要があったんです。

今のHIP HOPシーンでは、ラップが上手い人よりもかっこいい人の方が売れている気がして、正直上手い人はどんどん若い世代から生まれてくるから、替えがきいてしまう。

今のシーンというかHIP HOPには、ポップ寄りな人たちが増えたり、本当に色々な人が活躍していて、たしかに時々好きじゃない人もいたりするけど、僕はそういう人たちとはそもそも戦っているフィールドが違う。だから全然否定的じゃないし、むしろすごく面白いと思います。

否定する人たちもいるけど、それよりも一人でも多くの人に自分の音楽を知ってもらう努力をしたいし、気に喰わないんだったら自分が目立てばいいと思ってます。あとは、影響力があって若手を引き上げてくれるヒップホップレーベルが存在するので、そんなヤバいレーベルに自分も注目してもらえるように頑張りたいですね。

先人の思いを僕よりも若い世代に伝えたり、シーンの力になれるように頑張りたいし、自分も誰かの中に革命を起こせる、人を変えてしまえるような音楽を届けたいですね。

もっと大きくなるために、まずは自分が売れないといけない。イベントとかで結果を残して有名になって、音源もどんどん発表して、僕でも音楽で食べていける、HIP HOPでヤバいところまで行けるんだぞ、ということを証明して、若い世代に夢を見させたい。

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