渡邊 雄太は、日本の男子プロバスケットボール選手。香川県木田郡三木町出身。NBAのブルックリン・ネッツに所属している。ポジションはスモールフォワードまたはパワーフォワード。
生年月日
1994年10月13日
名言
このチームにいる以上、このチームでやらなければいけないことをしっかりと徹底しなければいけません。
日本代表で久しぶりに自分がメインの立場で長い時間プレイできるという状況は本当に楽しいものでした。
バスケ選手である以上は故障はつきもの。ケガをしないためにやることは全部やっているので、そこはもうあまり気にせず、それでもしてしまったらもうしょうがないという感じではあります。
自分では一生懸命やっているんですけど、KDが相手だとまだどうしようもないときはあります
しっかり頭を使ってプレイができているところは評価してもらえているのかなと思います。今までやってきた通り、要所要所でスペースを見つけ、カッティングして簡単なレイアップを決めたり、といったプレイはみせられています。1対1でクリエイトできる選手はこのチームにはたくさんいますよね。僕はそういうのはあまり得意なタイプではないので、違うところで自分の良さが生かせれば、このチームでの役割が明確になってくるんじゃないかなと感じています。
NBAに行っても、去年のようにロスター14~15番目の選手になってしまうんじゃないかな、と。だったらGリーグからスタートして、プレイタイムをもらい、自信や力をつけた上でNBAからのコールアップを狙うのがいいんじゃないかなと思ったんです。
キャンプの契約だって、もらいたくてももらえない選手はたくさんいます。ましてやNBAのロスターに残るチャンスがある状況です。それを蹴ってGリーグに行くというのはもったいないし、今まで自分が積み上げてきたものを否定してしまうような気がしたんです。3年連続でのこういう立場で実際に大変ですし、正直、いろいろとストレスもかなりありますけど、そこでここでやっていくと決めたんです。
負けるときは必ず原因があるんですけど、1点差で負けようが、30点差で負けようが、100点差で負けようが、自分たちにとっては負けは負け。だから今日、30点差、40点差で負けたからっていうのは僕自身は気にしていなくて、単純に負けたっていうところが悔しいです。勝てるだけの力はあるのにっていう感じですね。
自分たちにとっていい負け方はないと思っています。
自分たちの国の代表になれていることは、僕らにとって本当に重要だと思っています。僕が子どもの時、NBA選手になりたいと言っても、周りの人たちは『日本人でリーグ入りできたのは1人しかいない。だから不可能に近い。君にはできない』って感じでした。僕はそういった人たちの認識を変えたかった。日本人、それに彼らがどうしてそう考えてしまうのかを変えたかったんです。今ではもっと多くの人たちがNBAを見始めていると思っています。今、たくさんの子どもたちがNBA選手になることを目指し始めてくれたらいいなと思っています
ポイントをやらせてしまったということが反省点。同じシチュエーションがくれば毎回跳ぶ。100回中99回ダンクされても、1回ブロックできる可能性があるなら、絶対ブロックに跳ぶ
僕は今、間違いなくこの瞬間を楽しむことができています。ケガをする前、多くの出場時間をプレーしていましたし、クラッチタイムでもプレーしてショットも決めていました。チームメートたちをハッピーにし、勝利を決めるプレーもしてきました。タフな状況も経験してきましたが、ここにいるために必要なことだったんです。諦めなくて良かったです
未来に何が起こるかなんて分かりません。けど自分の契約がたった1日の保証であろうと複数年契約であろうと、僕のプレーが変わることはありません。僕は常にハイレベルな強度を持ち込んで、一生懸命プレーしていきます。僕はいつだってNBAで最後の日になるかもしれないという気持ちでプレーしています。これは決して当たり前のことではないですし、永遠に続くことでもありません。無保証であろうと保証されていようと、僕のプレーは変わりません