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「『成長』は約束されている」中澤佑二

中澤 佑二は、埼玉県吉川市出身の元プロサッカー選手。現役時代のポジションはディフェンダー。元日本代表。血液型AB型。 恵まれた体格と勝負強さを持ち味とし、日本代表でも長年中心選手として活躍しており、出場数は歴代4位の110試合を記録している。また、2010 FIFAワールドカップの開幕前までキャプテンを務めていた。 生年月日: 1978年2月25日

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人生において『成功』は約束されていない。しかし人生において『成長』は約束されている

「成功」が人の脳裏に焼きつくような強烈なインパクトを指すのなら、僕にはあまり縁のないものに違いない。だけど、「成長」は至る所で実感している。だから今も何が「成功」なのかと聞かれたとしたら、よく分からないと答えるだろう。僕の場合、日々、追い求めているものは「成長」だからだ。結果が出ないことを悔やむ必要はない。重要なことは、日々、成長を実感できるかどうかなのだ

夢を持つ子どもたちにとって大事なことは、その夢に対してどれだけちゃんと向き合えるのかだと思います

どんな状況になっても、謙虚な姿勢と毎日の反省、日々に感謝。この3つをやっていれば自然と人生は上手くいくんだっていうのが両親の教えでした

諦めなかったからこそ、今の自分がある

多くの言葉が、時にくじけそうになっていた僕を奮い立たせ、時に喜びに包まれていた僕をさらに何倍も喜ばせ、明日へのモチベーションを上げていってれた。

時に思う。言葉には力があるのではないかと。苦しいと時も、楽しい時も、自分を前に進めてくれる「自分を動かす」力だ。今でも僕は、特に自分に対してネガティブな感情が湧いてきた時に、「言葉」に救いを求めている。

ベテランはケガをするから練習しないという常識を覆したい

僕がサッカーを始めたのは小学校6年生の時で、ほかの子と比べて“周回遅れ”のようなスタートだった。そのため『早く始めた子たちよりも自分は下手くそだ』と、常に自覚しながらプロ選手を目指して取り組んできた。下手くそであることは僕の中でエネルギーで、『もっと練習しよう』というモチベーションにもなっている。人はマイナス要素を抱えているとネガティブに考えがちだが、それをエネルギーに変えられれば夢をつかめる可能性は高まる

プロになることしか考えていなかったので、本当にサッカーをやっていた記憶しかないです。だからこそ、今思えばもう少し勉強しとけば良かったなという後悔があります

引退してから、講演やこうした取材など人前でお話することも増えたんですが、自分は言葉の引き出しやたとえ話のアイデアが少なかったりして、いつも勉強不足を感じるんです。もっと高校時代から机に向かう習慣を作っておけばなと、最近よく思います。

世の中、思い通りにはいかないのは、ほとんどの人が身に染みて感じていることだろう。
僕らサッカー選手にとって成功とは、結果であり、優勝やゴールといった華々しいものだが、僕自身、今までのサッカー人生において、そう簡単に結果が出たためしなどない。

しっかりとした目標を設定している人は、どんどん成長していく印象がありますね。「将来は海外の○○のクラブに行って活躍する」のように具体的な目標を持っている選手は、そのために言葉の勉強もするし、海外で活躍するために必要な自分の課題にも黙々と取り組みます。

逆に「とりあえず試合に出たい」「同じポジションの○○君に勝ちたい」とか、目標があまり明確でない選手はあまり伸びないことが多いです。自主練をするにしても、大体何人かで集まってちょこちょことやって帰ってしまいます。

いくら才能があったとしても、「監督と合わない」「自分の良さをわかってくれない」とか、何かと理由をつけて逃げ道を作る選手も、私生活での色んな誘惑に惑わされる選手も伸びないかなと。やはり目標に向かって、真っ直ぐ進める強い意志のある選手、高い志のある選手でないとプロでは生き残れませんね。

僕は常に才能がないと感じている

サッカーが大好きだったことと、勉強などが苦手で気がついたら僕にはサッカーしかなかったので、自然とサッカー選手になる決意が固まっていた。その後、下手くそな僕がプロになるにはどうすればいいのかを自分なりに調べたり考えて、練習に対する姿勢から食事や生活習慣まで変えた

明るく、時には厳しく一日一日を大切に

プロは結果が全てです。いつ首を切られるかわからないという環境の中で、結果を出し続けないといけません。常にプレッシャーと危機感との戦いなんです。それこそ毎年選手が補強されるわけで、自分と同じポジションの選手が入ってくると「俺がダメだから、新しい選手を入れるんだ」と不安を感じていたし、常にピリピリしていました。

でも、だからこそ気持ちが切れることなく、長く現役を続けられたのかもしれません。僕はプロになるまでのサッカー人生で成功体験がほとんどなく、全く自信がないタイプの選手だったので、必死に練習して不安を取り除く必要がありました。その分、わき目を振らずにサッカーだけに集中できていた面はあるのかな。

孤独な戦いが耐え難いという人もいるかもしれないが、夢を掴むには、そのような覚悟が必要

僕はあるときから自然とそういった「成功」を意識しないようになった。もともと、先を見て練習をするタイプではなかったけれど、一層、日々の練習だけに集中するようになった。それで結果が出なくても、悪いところだけ反省し、気持ちを切り替えて練習に取り組むようにする。そういうサイクルで競技人生を歩んできた結果、気が付けば、「成功」よりも「成長」を実感するようになった。

負けをただの負けにせず、あの時負けてよかったと思えるようにしたい

夢をつかむため仲間との競争は必要だし、競争相手がいるから日々やるべきことをサボらずに実行することにつながる。『切磋琢磨』という言葉通り、自分のポジションをつかむため必死に努力することで、自分だけでなくチームや組織全体のレベル向上になる。競争から脱落する人も出るが、競争を経験することで別の場所で必ず切磋琢磨できるし、勝ち残れる

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