言葉と人生 松下幸之助 | 言葉と人生

偉人の名言

言葉と人生 松下幸之助

松下幸之助

松下幸之助

(1894年~1989年)

パナソニック(旧松下電器)を一代で築いた経営者。

父が米相場で失敗。小学校を中退し、9歳で丁稚奉公に出るもくじけることなく、多くの経験を糧として商売人としての心得を学んだ。

明治43年、開通した大阪の市電が「電気で走る」のを見て、電気事業の将来性を感じ「電気の世界」へ第一歩を踏み出す。

大正6年、手元資金わずか95円で独立。生活していた狭い借家に工場スペースをつくり、妻と妻の実弟などと改良ソケットづくりをはじめた。厳しい試練をのりこえ、大正7年、本格的に電気器具製造・販売に着手するため「松下電気器具製作所」を創業した。

松下幸之助は「経営の神様」として国内外でその功績が語りつがれている。

名言

人と比較をして劣っているといっても、

決して恥ずることではない。

けれども、

去年の自分と今年の自分とを比較して、

もしも今年が劣っているとしたら、

それこそ恥ずべきことである。


どんなに悔いても過去は変わらない。

どれほど心配したところで

未来もどうなるものでもない。

いま、現在に最善を尽くすことである。


楽観よし悲観よし。

悲観の中にも道があり、

楽観の中にも道がある。


志を立てるのに、

老いも若きもない。

そして志あるところ、

老いも若きも道は必ず開けるのである。


人がこの世に生きていく限り、

やはり何かの理想を持ちたい。

希望を持ちたい。

それも出来るだけ大きく、

出来るだけ高く。


アイデアを生むと言っても、

口先だけでは生まれない。

これもやはり熱心であること。

寝てもさめても一事に没頭するほどの熱心さから、

思いもかけぬ、よき知恵が授かる。


商売とは、

感動を与えることである。


人には燃えることが重要だ。

燃えるためには薪が必要である。

薪は悩みである。

悩みが人を成長させる。


誰でもそうやけど、

反省する人は、きっと成功するな。

本当に正しく反省する。

そうすると次に何をすべきか、

何をしたらいかんかということが

きちんとわかるからな。

それで成長していくわけや、

人間として。


いくら熱心でも

ムダなことやったらいけませんで。

それがムダかどうかは、

あなた自身で考えなさい。

これはムダなことかどうか、

一つひとつ検討しなさい。

必ずムダなことをやっているに違いない。


迷う、ということは、

一種の欲望からきているように思う。

ああもなりたい、こうもなりたい、

こういうふうに出世したい、

という欲望から迷いがでてくる。

それを捨て去れば問題はなくなる。


万策尽きたと思うな。

自ら断崖絶壁の淵にたて。

その時はじめて新たなる風は必ず吹く。


「それは私の責任です」

ということが言い切れてこそ、

責任者たりうる。


世間には大志を抱きながら大志に溺れて、

何一つできない人がいる。

言うことは立派だが、実行が伴わない。

世の失敗者には、

とかくこういう人が多い。


部下に大いに働いてもらうコツの一つは、

部下が働こうとするのを、

邪魔しないようにするということだ。


師をそのまま模倣するだけでは

師以上にはなれないけれど、

その考えをよく吸収消化して自ら励んでいけば、

師以上の人物になれるかもしれませんね。


とにかく、考えてみることである。

工夫してみることである。

そして、やってみることである。

失敗すればやり直せばいい。


人の言に耳を傾けない態度は、

自ら求めて心を貧困にするようなものである。


小利口に儲けることを考えたらあきません。

世の中にぼろいことはないから、

結局流した汗水の量に比例して、

成功するわけですわ。

汗もかかずして、

成功するということもたまにはありますけど、

それはきわめて僥倖な人で、普通はない。


自分の仕事は、

人の助けなくして、

一日も進み得ないのである。


いくつになってもわからないものが

人生というものである。

わからない人生を、

わかったようなつもりで歩むほど

危険なことはない。


謙虚さを失った確信は、

これはもう確信とはいえず、

慢心になってしまいます。


誰も争うために

商売しているわけではありません。


失敗の多くは、

成功するまでにあきらめてしまうところに、

原因があるように思われる。

最後の最後まで、

あきらめてはいけないのである。


自分が利を得るために、

不必要に自分の膝を屈することは

決してすまい。

なぜなら、そうして得られた応援や協力は、

また目に見えないしがらみを生み、

道を暗くするからである。


失敗の原因を素直に認識し、

「これは非常にいい体験だった。

尊い教訓になった」

というところまで心を開く人は、

後日進歩し成長する人だと思います。


社会生活は日々これ戦い、

日々これ苦難。

その時に心が動揺するかしないかは、

信念の有無で決まる。


何事もゆきづまれば、

まず、自分のものの見方を変えることである。

案外、人は無意識の中にも

一つの見方に執して、

他の見方のあることを忘れがちである。


叱ってくれる人を持つことは

大きな幸福である。


たとえ平凡で小さなことでも、

それを自分なりに深く噛みしめ味わえば

大きな体験に匹敵します。


自分は自分である。

何億の人間がいても自分は自分である。

そこに自分の自信があり、誇りがある。


十のサービスを受けたら十一を返す。

その余分の一のプラスがなければ、

社会は繁栄していかない。


男は男、女は女。

牛はモーで馬はヒヒン。

繁栄の原理はきわめて素直である。


半分は先輩から教えてもらう、

半分は部下から教えてもらう。


部下の失敗は

ただ叱れば良いというものではない。

失敗を自覚している時には慰めも又必要です。


力強さは

使命感を持つところから生まれる。


冷静ほど、

大事なことはないのである。


悩みはあって当たり前。

それは生きている証であり、

常に反省している証拠でもある。


すべての人を

自分より偉いと思って仕事をすれば、

必ずうまくいくし、

とてつもなく大きな仕事ができるものだ。


なすべきことをなす勇気と、

人の声に私心なく耳を傾ける謙虚さがあれば、

知恵はこんこんと湧き出てくるものです。


ぼくが奉公している時分に

一人前になるためには、

小便が赤くなるくらいにならないとあかんのや

そういうことを二、三べん経てこないことには、

一人前の商売人になれんぞということを、

親方から聞いた。

どういうことかというと、

商売で、心配で心配でたまらん、

もう明日にでも自殺しようかという所まで

追い込まれたら、

小便が赤くなるという。

そういうようなことをしてきて

初めて一人前の商売人になる。

だから尋ねるんやが、

あなた、儲からん儲からん言うけど、

小便赤くなったことあるか?


学ぶ心さえあれば、

万物すべてこれ我が師である。


自分の金、自分の仕事、

自分の財産。

自分のものと言えば自分のものだけれど、

これもやっぱり世の中から授かったもの。

世の中からの預かり物である。


失敗することを恐れるよりも、

真剣でないことを恐れたい。


正当以上の

卑屈な努力までする必要はない。


人間は本来働きたいもの。

働くことをじゃましないことが、

一番うまい人の使い方である。


人生には損得を超越した一面、

自分がこれと決めたものには

命を賭けてでも、

それに邁進するという一面が

あってもよいのではないだろうか。


知識なり才能なりは

必ずしも最高でなくてもいい、

しかし熱意だけは最高でなくてはならない。


売る前のお世辞より売った後の奉仕、

これこそ永久の客を作る。


無理に売るな。

客の好むものも売るな。

客のためになるものを売れ。


時には常識や知識から開放され、

思いつきというものを

大切にしてみてはどうだろうか。


「天は二物を与えず」と言うが、逆に

「なるほど、天は二物を与えないが、

しかし一物は与えてくれる」

ということが言えると思う。

その与えられた一つのものを、

大事にして育て上げることである。


せっかくの99パーセントの貴重な成果も、

残りの1パーセントの止(どど)めが

しっかりと刺されていなかったら、

それは初めからなきに等しい。


どんなにいいことを説いても、

そのなすところがそれに反していたのでは、

十分な説得力は持ち得ない。


悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。

おしなべて、事を成す人は、

必ず時の来るのを待つ。

あせらずあわてず、静かに時の来るを待つ。

時を待つ心は、春を待つ桜の姿といえよう。

だが何もせずに待つ事は僥倖を待つに等しい。

静かに春を待つ桜は、

一瞬の休みもなく力を蓄えている。

たくわえられた力がなければ、

時が来ても事は成就しないであろう。


どんな賢人でも、

その人ひとりの知恵には限りがあって、

だから自分の知恵、

才覚だけで事を運べば、

考えがかたくなになる。

視野が狭くなる。


よく人の意見を聞く、

これは経営者の第一条件です。

私は学問のある他人が全部、

私より良く見え、

どんな話でも素直に耳を傾け、

自分自身に吸収しようと努めました。


一方はこれで十分だと考えるが、

もう一方はまだ足りないかもしれないと考える。

そうしたいわば紙一枚の差が、

大きな成果の違いを生む。


何としても二階に上がりたい、

どうしても二階に上がろう。

この熱意がハシゴを思いつかせ、

階段を作りあげる。

上がっても上がらなくてもと

考えている人の頭からは、

ハシゴは生まれない。


逆境もよし、順境もよし。

要はその与えられた境遇を

素直に生き抜くことである。

昨日の考えは、

今日は一新されていなければならないし、

今日のやり方は、

明日にはもう一変していなければならない。


志低ければ、

怠惰に流れる。


私は、失敗するかもしれないけれども、

やってみようというような事は決してしません。

絶対に成功するのだということを、

確信してやるのです。

何が何でもやるのだ、

という意気込みでやるのです。


自らも楽しみ人々にも喜びを与える。

大切な人生をこうした心構えで送りたい。


失敗すればやり直せばいい。

やり直してダメなら、

もう一度工夫し、

もう一度やり直せばいい。


商売や生産は

その商店や製作所を繁栄させることにあらず、

その働き、活動によって

社会を富ましめるところに

その目的がある。


人は、あるところでは卑劣に行動しながら、

別のところで高徳に振る舞うことは、

できないのである。

その些細な心の緩みやごまかしが、

全体を蝕んでいくのである。

人は騙せても自分自身は騙せない。


こけたら、

立ちなはれ。


人類の生命は無限。

だからその未来は無限。

だから、まだまだお互いに

進歩しなければならないのである。


青春とは心の若さである。

信念と希望にあふれ、

勇気にみちて、

日に新たな活動を続けるかぎり、

青春は永遠にその人のものである。


「自分の行う販売がなければ、

社会は運転しない」

という自信をもつことであり

「それだけの大きな責任を感ぜよ」

ということが

しっかりした商売ができるかどうかの

基本になりますな。


素直な心とは、

何物にもとらわれることなく

物事の真実を見る心。

だから素直な心になれば、

物事の実相に従って、

何が正しいか、

何をなすべきかということを、

正しく把握できるようになる。

つまり素直な心は、

人を強く正しく聡明にしてくれるのである。


むずかしいことはできても、

平凡なことはできないというのは、

ほんとうの仕事をする姿ではない。


企業は存在することが社会にとって

有益なのかどうかを

世間大衆から問われていますが、

それに答えるものが経営理念です。

つまり、経営者は他から

問われると問われざるとにかかわらず、

この会社は何のために存在しているのか

そしてこの会社をどういう方向に進め、

どのような姿にしていくのかという

企業のあり方について、

みずからに問い、

みずから答えるものを持たなくてはならない。

言い換えれば、

確固たる経営理念を

持たなくてはならないということです。


競争も必要、

対立することもあっていい。

だが敵をも愛する豊かな心を持ちたい。


苦難がくればそれもよし、

順調ならばさらによし、

という心づもりを常に持ち

人一倍の働きを積み重ねてゆくことが

大切だと思う。


決心することが、

社長と大将の仕事である。


山は西からも東からでも登れる。

自分が方向を変えれば、

新しい道はいくらでも開ける。


私のこれまでの人生というものは、

さまざまなことを教えてくれた多くの人々の

「一言」によって支えられ、

成り立っていると言っても過言ではありません。


視野の狭い人は、

我が身を処する道を誤るだけでなく、

人にも迷惑をかける。


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