Historicalf igure 名言

言葉と人生 Leo Tolstoy

Leo Tolstoy


レフ・トルストイ(1828年~1910年)

ロシアの小説家、思想家。ドストエフスキー、イワン・ツルゲーネフと並びロシアを代表する文豪。代表作は『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』など。

1828年9月9日、モスクワの165km南に位置するトゥーラ郊外のヤースナヤ・ポリャーナにて伯爵家の四男として生まれる。

祖先は由緒ある貴族で富裕な家庭であったが、幼くして両親をなくし、親戚に育てられる。

1844年、大学に入学するも成績がふるわず中退。このころフランスの哲学者ルソーの本を愛読し、生涯その影響を受けた。

1847年、広大な領地を相続したトルストイは農地経営を始め、農民の生活改善を目指すも農民に理解されず失敗。モスクワで放蕩生活を送ったのち、1851年にコーカサス戦争の砲兵旅団に志願して編入される。

1853年のクリミア戦争では将校として従軍。このときの体験が後に非暴力主義を展開する素地となる。

1852年、24歳のときに執筆した『幼年時代』が雑誌に発表され、新進作家として注目を集める。退役後は教育問題に関心を持ち、ヨーロッパへ視察旅行を行なうが、パリ滞在中に公開処刑を目撃して物質文明に失望する。

1861年の農奴解放令に先立って独自の農奴解放を試みる。1859年には領地に学校を設立し、農民の子弟の教育にもあたる。強制を排し、自主性を重んずる教育方針であった。

トルストイは34歳のときに18歳のソフィアと結婚。9男3女をもうける。幸福な結婚生活の中で世界文学史上に残る傑作が書かれる。これらの作品では自らの生きた社会を現実感をもって描写するという、写実主義の手法を用いた。

トルストイは社会事業にも熱心で、自らの莫大な財産を用いて貧困層へのさまざまな援助を行った。

しかし、代表作『アンナ・カレーニナ』を書き終える頃から人生の無意味さに苦しみ、自殺を考えるようになる。次第に宗教や民衆の素朴な生き方にひかれ、原始キリスト教的な独自の教義を作り上げる。以後作家の立場を捨て、その教義を広める思想家・説教者として活動。

トルストイは民衆を圧迫する政府も非難し、国家を否定したが、反政府運動であっても暴力は認めなかった。自身の生活も簡素にし、農作業にも従事。さらに印税や地代を拒否しようとして家族と対立。1884年には最初の家出を試みた。

1904年の日露戦争における暴力行為に対しても非暴力の立場から批判。非暴力・不服従で英国からの独立運動を指揮したガンジーとも文通している。

1910年、夫人との長年の不和に悩んでいたトルストイは再び家出を決行するが、鉄道で移動中に悪寒を感じて途中下車。1週間後の1910年11月20日、駅長官舎で肺炎により死去。82年の生涯を閉じた。葬儀には1万人を超える参列者があった。

名言

If there was no suffering, man would not know his limits, would not know himself.

 
もし苦しみがなかったら、人間は自分の限界を知らなかったろうし、自分というものを知らなかったろう。

The sole meaning of life is to serve humanity.

 
人生の唯一の意義は、人のために生きることである。

Everyone thinks of changing the world, but no one thinks of changing himself.

 
誰もが世界を変えたいと思うが、誰も自分自身を変えようとは思わない。

To say that you can love one person all your life is just like saying that one candle will continue burning as long as you live.

 
一生涯ひとりの異性を愛することは、一本の蝋燭が生涯燃えることと同じである。

We can know only that we know nothing. And that is the highest degree of human wisdom.

 
我々が知りうる唯一のことは、我々は何も知らないということである。そしてこれが人間の知恵が飛翔しうる最高の高みなのだ。

Which is worse? the wolf who cries before eating the lamb or the wolf who does not.

 
子羊を食らう前に泣く狼と、泣かない狼では、どちらがより酷いだろうか。

True life is lived when tiny changes occur.

 
小さな変化が起こるとき、本当の人生が送られます。

What a strange illusion it is to suppose that beauty is goodness.

 
美女が女神だと思うなんて、なんという奇妙な勘違いだろう。

If you want to be happy, be.

 
幸せになりたいのなら、なりなさい。

All happy families resemble one another; every unhappy family is unhappy in its own way.

 
幸福な家庭はどれも似たものだが、不幸な家庭はそれぞれに不幸である。

I think… if it is true that there are as many minds as there are heads, then there are as many kinds of love as there are hearts.

 
十人十色というからには、心の数だけ恋の種類があってもいいんじゃないかしら。

The strongest of all warriors are these two — Time and Patience.

 
あらゆる戦士の中で最も強いのがこれらの2つである – 時間と忍耐力。

Love is life. All, everything that I understand, I understand only because I love.

 
愛は生命だ。私が理解するものすべてを、私はそれを愛するがゆえに理解する。

Art is not a handicraft, it is the transmission of feeling the artist has experienced.

 
芸術は技芸ではなく、それは、芸術家が体験した感情の伝達である。

History would be a wonderful thing – if it were only true.

 
真実だけでできていたなら、歴史はすばらしいものだったろうに。

-Historicalf igure, 名言

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