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「自分がやってきたことに意味があったと思えたらいいな」杉咲花

杉咲 花は、日本の女優。旧芸名、梶浦 花。本名、非公開。 東京都出身。研音所属。 生年月日: 1997年10月2日

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出会うべくタイミングで、出会えているなと思います。本当に恵まれています

ひとりが楽だし、ひとりでいいとずっと思っていました。暗めの役が多かったのもあって、それでいいと思っていたんです

初めてドラマの主演をやらせていただくようになってからは、さらに責任も感じるようになりましたし、自分がぶれていてはいけないんだなと実感しました。それまでは“何か違うかな?”と思っても何も言わずにいることが多かったのですが、それではダメだなと思うようになって、勇気を出して監督やスタッフさんに相談するようになりました。

わからないことがダメなことではないんだ、ということが自分自身、勉強になりました

嫌われてもいいから、恥ずかしがらずに思いっきりやってみよう

20歳も超えましたし、ちゃんと自分を信じないととか、責任を持たなければという思いはありながら、“本当にいいのかな”と迷うこともあるので、マネージャーさん、友達、母親に相談することもあります。

もしいまのような環境ではなくて、自分が選んでいたら、ものすごく偏ったものばかりに出ていて、きっといまのような経験はできていなかったと思います。

自分が変わってきたタイミングで、こうした作品に出会えていること、とても恵まれていると感じることが多いです

ちゃんと自分を信じないとなとか、責任を持たなければいけないなと思います。

10代の頃はもちろん色々と制限されることが多かったので、生き急いでるじゃないですけど、早く20代になりたい、大人になりたいといつも思っていました。だから時間の流れの速さとは逆に、これまでが長かったなと感じることもあります。

自分が関わらせていただいた作品は大好きなので、何回も観ます。

私は映画やドラマが好きだから、関わりたくて事務所に入ったのですが、いま自分が好きだったことを職業にしていて「自分のためだけではないし、人のためだけではない」と思います。自分にとって満足したものが、人に届いたときは嬉しいです。

演じることの楽しさは“出会い”です。演じているときは、いろいろな役者さんとご一緒させていただけて、本当に「すごい」と思う瞬間に出会うと、私が一番最初の観客だと思っています。その瞬間に鳥肌が立つ瞬間は忘れられないです。

現場にいるのも楽しいです。演技をしているときは、楽しさは感じていないんですが、スタッフさんたちの一番頑張っている姿を特等席で見られるのは嬉しいです。

演じるうえで大切にしていることは、起きていることを、本当に受け止めることです。セリフや動きもある程度決まっているのですが、(それを)段取りにしたくないんです。のどが渇いたから何かを飲むわけで……。“このセリフを言ったら水を飲む”とすると、観ている人が「演じている」って気が付かれると思うんです。

私、オーディションはあまり緊張しないんです。昔はしていたんですが、オーディションって、関係性として審査する側の方が立場が上っていう感じがするじゃないですか。だから緊張していたんですけど、実際に撮影が始まって現場に入るようになると、みんながひとつの作品を作る仲間なんだなってことがわかってきて。オーディションはそれを探す場所だから上も下もない。そう思ってからは緊張しなくなりました

こういうふうに演じようというプランは一切ないです。やっぱり相手の方がいてくださって、それで初めて気持ちも目線も動くものだと思っているので。相手の方がどう来られるかも、やってみるまでわからないですし。

一つひとつの現場に立たせていただく中で、いろいろな方とご一緒させていただいて、「ああ、こうやってやる方もいるんだな」とか「やり方はこれだけじゃないんだな」と。そういう発見は今も常にあります。

人と出会っての化学反応はもちろん大切で、これからも出会っていけたらと思うのですが、引き出されるというと頼ってばかりいる感じもして…。だから今は、自分からそういう部分を探していきたいという思いの方が強いです。

いい作品に絶対したいって、そのために自分ができることを頑張ろう

自分がやってきたことに意味があったと思えたらいいな、と思うんです。今の仕事はきっとそう思える仕事だと信じているし、私自身、ドラマや映画を見て、夢をもらって救ってもらったこともあったので、自分が携わった作品が誰かにとって、そうなれたらすてきだなと思います。

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