笑福亭 鶴瓶は、上方落語の名跡。 初代 笑福亭鶴瓶は、後の林家染八。初め4代目笑福亭松鶴の門下で、師が一旦芸界を離れた時に、2代目林家染丸の門下に移る。本名は金谷伊太郎。
名言
これだっという道にこだわる。余計な計算はせず、まっすぐ進む。
まだ13年ですから。落語と本格的に向き合ってから、まだそれだけの時間しかたっていないんです。だから、見に来てくださいとしか言えないんですよね。もちろん、自分也にこだわっているところはあります。たとえば、演じる時に鶴瓶がやっているんじゃなくて鶴瓶が消える。しかし、鶴瓶でしかできない演じ方で……というのが理想なんです。そのためには、くさい言い方になってしまうんですけど、毎日毎日稽古するしかなくて。
『自分に一番影響を与えるのは自分である』という考えから、やる以上は素晴らしいものにしよう、自分の影響力を自分で感じながらひとつずつ上に行く気持ちを持ってやっています
俳優として、というのはよく聞かれるのですが、やはり話をいただいた時に、その監督の思いをどれだけ自分が全うできるかということしか考えないですね
さんまとはいい道を進んできましたよ。ライバルとなんて感じたことはないです。彼は“テレビの申し子”。言うたらバケモンです。テレビというものがあそこまでピッタリの人はいない。お笑い芸人が憧れる人物です。僕とはスタンスが違う。だから仲がいいんです
誰かに引っ張られてではなく自分の歩幅で東京に行きたい
今でもそうですが、守りに入っていないところでやるのが好きで。ここでしか言えないことをするのが性に合っているんだと思います。
タモリさんとはたまに2人でご飯を食べに行きますが、何も話さなくても気にならない人です。すごく“普通の人”。そういう感覚を持っていた人がお昼を長年やっていたのは良かったと思います。
インタビュー番組で親しくなった俳優たちと一緒に演技ができるというのが何よりもうれしい。
長年、司会者として出演者に嫌なことをさせないよう意識してきました。その結果、ボタンの掛け違えのような仕事が少なくなって今に至っています。だから今はとても楽ですね。
準備が出来ているから、チャンスをつかめる。
(NHK紅白歌合戦)出演の条件として『台本通りならやらない』と伝えました。紅白歌合戦ではすごい人がたくさん出てきます。その歌を聴いて感想を伝えるのも司会者の仕事であって、僕は『毎回違う感想を言うので秒数くれ。歌を聴いて感想を言う』という条件で出演しました。一切台本は持ちませんでした。
自分を忘れ、余計な計算で横にそれたりするとダメになる。あくまで自分のラインを貫くことがすごく大事なんです。
嫌いとかいうのは、好きやから嫌いなんやろ。なんか気になるから嫌いになってしまうけど、やっぱり好きなんやろ、それは。
家をきれいにする、約束を守る、お礼の手紙を書く、そういう基本をきっちり続けることが、自分の型の基本をつくってくれたと思っています。
人を傷つける笑いは欲しくないですね。
二足のわらじを履くな、じゃなくて、いろんなわらじを履いた方がいい。
自分の世界を持ち、自分の型を持たないとダメだ。
別にゴールデンタイムみたいな仕事だけが偉いんやないんです。小さな世界でも、そこで必要とされることに意味がある。そこから始まっていくんですよ。
「これや、これが自分の仕事や」と思ったら、まずは必死でやること。そこで自分の型を作って、自分の世界を作って中心人物を目指すんです。
人の心を開かせる魔法があるのだとしたら、 それは「笑わせること」に尽きる。
神様から「お前もなんかせい」と言われて人は生まれてきてるんや。だから、自分を信じるべきや。
自分が変わっていったら、結果として周囲が変わっていくんや。
短い人生、自分で自分の責任をとる覚悟をしたらいいんや。
自分の型を作り、それにこだわり続けること。あきらめずに自分を変えないで頑張っていると、ちゃんと誰かが見てくれてる。
人気は高さじゃない、大事なのは長さ。