まずは理解してあげる事が大事
教科書が上手に読めず、読み間違いが多かったり、
文章は読めるのに意味が理解できないケースなどがあります。
まず、文字に興味をもたせたり、
その意味を理解させてあげることから始めましょう。
読むことが苦手な子のパターン
- 似ている字を取り間違えて読む
- 読み飛ばしが多い
- 音読でスラスラ読めずに引っかかる
- 漢字が正しく読めない
なぜそのようになるのか
脳の情報処理の不具合が読めなくされている
文字を読み取るのに必要な機能↓
- 1行分の文字をしっかり目で追い続ける
- 視覚でとらえた文字を音に変換する
- 文字の形を判別する
- 文章を適度なまとまりでとらえ、その意味を理解する
- 意味をとらえながら文節に区切って読む
↑どれか一つの機能に支障があればつまづいてしまいます。
その場での対処方
- 単語や文のまとまりをわかりやすくしてあげる
- 読んでいる行をわかりやすくしてあげる
- 音読の負担を重くしない
先生ができること
- 文字や言葉への関心を高めてあげる
- 言葉探しゲーム
- 物や人の名前カードの作成
保護者ができること
音読の練習に根気強くつきあう
まとめ
読みが苦手といっても、それぞれつまずきは様々です。
情報処理能力によるものなのでまずは理解してあげる事が大事です。
読む事への負担を減らし、まずは音読を嫌いにさせない事、
決して叱らない事が重要です。
興味をもたせてあげ、本人のペースで一緒に根気強く付き合ってあげて下さい☺